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幕張メッセでのコンテスト開催は2回目ですが、今年はエントリークラスと審査方法が若干変更され、それに伴い審査メンバーにも入れ替えがありました。まず大きく、ディーラーデモカー部門とユーザーカー部門に分かれ、それぞれの部門はカロッツェリアXシステム/カーシアターシステム/内蔵アンプシステムの3クラスに分かれています。昨年は内蔵アンプシステムが2部門合わせて1クラスの構成で、すべての審査を2日目に終え、3日目は閉会式と記念撮影のみでしたが、今年は2日目がディーラーデモカー部門、3日目がユーザーカー部門の審査にあてられ、それぞれ当日に審査結果発表と表彰式が行われます。
審査にあたる6名の審査員は3名ずつ2グループに分かれて、カロッツェリアXシステムクラスとカーシアターシステムクラス+内蔵アンプシステムクラスをそれぞれ審査します。いずれのクラスも、審査のための試聴は、純粋にカーオーディオの音質を聴き分けるためにエンジンを停止し、外部からDC電源を供給して行います。厳正な審査への配慮です。
審査車両は原則的に4台を1グループとして試聴・審査が進められます。審査中のクルマの周りは審査関係者以外が立ち入らないよう隔離され、会場内でもひときわ緊張感が漂っています。 審査の待ち時間には、パイオニアのデモカーがいつでも聞けるように用意されています。もちろん、審査が終わったクルマは試聴も可能。ショップ同士の積極的な意見交換の輪が拡がります。
いよいよディーラーデモカー部門の結果発表と表彰式です。1年間の研鑽の成果が評価される瞬間だけに、参加インストーラーの表情は真剣そのもの。自分のエントリーナンバーが読み上げられるか否か、固唾を飲んで待ちます。
内蔵アンプシステムとカーシアターシステムクラスは上位5位まで、カロッツェリアXシステムクラスは上位10位までが発表され、全員に表彰状が、3位以上にはトロフィーと副賞も贈られます。写真で上位入賞者が手にしているのは副賞の目録で、1位にはプラズマテレビ「KURO」、2位と3位にはAVアンプが贈られました。
上位入賞者以外は、各参加者に直接順位と得点をお知らせします。全参加者の中での自分の位置が把握でき、前年に比べての成績が分かるため(第1回目から審査項目は不変)、たいへん参考になると好評です。
表彰式の後には審査員が講評を発表します。いつも示唆に富んだ内容で、翌年のコンテストに向けての大きなヒントになると、上位入賞者は異口同音におっしゃいます。さて、来年は、どなたが表彰台の頂点を極めるのでしょう。