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ブライアン・ブロンバーグ2006年の新譜で、相変わらずブンブン唸ります。課題トラックの「マーシー・マーシー・マーシー」のメロディーラインはアルトサックスです。プワーッと来る明るい音色のサックスの鳴りっぷり、その格好良さ、そしてドライブ感がチェックポイントです。次いでウッドベースがめくるめく超絶技巧でソロをとります。乾いたサウンドのドラムのリムショット、シンバルワーク、キックドラムの低音アタックなど、リズミカルに楽しく聴けるかどうかもポイントになります。
オーストラリアの男性2人女性2人のジャズ・ボーカルグループの日本でのデビュー作品です。おしゃれで洗練されたアカペラサウンドは、ひじょうに次元の高いパフォーマンスです。オーディオ的には透明で、色彩感豊か、高分解能で、鮮明なテクスチャーが特徴です。多彩なる声のブレンド感を愉しみたいところです。課題トラックはホレス・シルバーの有名曲「シスター・セイディ」です。このトラックでは素晴らしい音楽的な表現を余すところ無く堪能できます。
作曲家としても知られるフィンランドの指揮者・サロネンの新作です。長年音楽監督をつとめる名門ロサンゼルスフィルハーモニックを率い、ロサンゼルス郊外の最新鋭で世界トップクラスの音響特性を持つウォルト・ディズニー・コンサートホールでの演奏です。タイトル曲の「春の祭典」はおなじみですが、課題トラックは冒頭のカップリング曲「はげ山の一夜」です。畳み掛けるようなリズムときらびやなハーモニーの重なりが大迫力で再現できているかどうかが重要です。
独自の世界観を構築しているΧ-MENシリーズの最新作で、華やかなアクションシーンでのサラウンド感がひじょうに豊かです。チャプター6では音場感、小さな音の包囲感、その中から聞こえる小さな声の方向と移動。つまり気配のような感覚をどう描写するかがポイントです。ただリアの音量を上げてもダメで、フロントとリアのつながりの良さが必須条件です。しかも、リアからの音の方向感を確保する必要があります。サブウーファーの制動性の善し悪し、スピード感も問われるでしょう。
有名なブロードウェイミュージカルを題材としたヒット作品で、非常に優れた音楽エンタテインメントとして楽しめるタイトルです。ハイライトシーンのひとつであるチャプター15「我輩に万歳」では歌と雰囲気、華やかさのあるサラウンドをチェックします。ステージでの歌と演奏、そして客席の反応のサラウンド感がどのように表現されているかがポイントになります。