ひとはだれも心象風景を持っている…。 風景とはいうものの、これはしばしば動く。 動画である。他人はいざ知らず、自分の場合はそうだ。 動く以上、サイレントではありえない。 BGMが、かしましく、あるいはしめやかに、ある。 音、映像に関わったせいか？

音の選曲はままならないことが多く、こころの動きとそれは似ていて 風のような怒りを水のように笑い火のような哀しみを抱いて砂のように眠るがごときだ。 あたかもそれは極寒の空に閃くオーロラである。ゆえに呼び覚まされた既視感がホルストの シンフォニーを奏でても怪しむにはあたらない。オーロラと『惑星』。 オチがつきすぎて、おもしろく、ない・・・。

普通オーロラを見た感想は「キレーイ」とかそういう感じのが多いと思うのですが、今回ぼくの印象は「遠ーい！」でした。
星空を見上げる目のピントは無限遠に合っているにもかかわらず、ものすごく大きな光の固まりが0.1秒くらいで空の端から端まで渡って行きます。
こんなに遠くになるのにこんなに大きくい見えるものがこんなスピードで吹っ飛んでいくなんて、印象深すぎ。