カットオフを調整する
AVIC-CQ912II-DC/ AVIC-CL912II-DC/ AVIC-CW912II-DC/ AVIC-CZ912II-DC/ AVIC-CQ912II/ AVIC-CL912II/ AVIC-CW912II/ AVIC-CZ912II
それぞれのスピーカーから出力する音域を設定できます。
出力をカットする起点となる周波数(カットオフ周波数)を設定し、そのカットの緩急を傾斜(スロープ)で調整できます。
ある周波数から下の音域をカットし、上の音域を出力するフィルター(ハイパスフィルター(HPF))と、ある周波数から上の音域をカットし、下の音域を出力するフィルター(ローパスフィルター(LPF))も設定できます。
工場出荷時の設定は、スピーカー設定の設定値によって異なります。
1 ボタンをタッチし、HOME画面を表示します
2 にタッチします
3 ➡ カットオフ にタッチします
4 またはにタッチします
タッチするたびに、調整するスピーカーが次のように切り換わります。
スピーカーモードがスタンダードモードの場合
サブウーファー⇔フロント⇔ リア
フロント、リア |
HPF が設定できます。 |
サブウーファー |
LPF が設定できます。 |
スピーカーモードがネットワークモード の場合
サブウーファー⇔Mid(HPF)⇔Mid(LPF)⇔High
High |
HPF が設定できます。 |
Mid |
HPF とLPF が設定できます。 |
サブウーファー |
LPF が設定できます。 |
5 LPF または HPF にタッチします
タッチするたびにON/ OFFが切り換わります。
6周波数カーブをドラッグします
各スピーカーのカットオフ周波数とスロープを調整できます。
スピーカーモードがスタンダードモードの場合
-
カットオフ周波数
25 Hz、31.5 Hz、40 Hz、50 Hz、63 Hz、80 Hz、100 Hz、125 Hz、160 Hz、200 Hz、250 Hz
-
スロープ
サブウーファー:―6 dB/ oct、―12 dB/ oct、―18 dB/ oct、―24 dB/ oct、―30 dB/ oct、―36 dB/ oct
フロント、リア:―6 dB/ oct、―12 dB/ oct、―18 dB/ oct、―24 dB/ oct
スピーカーモードがネットワークモード の場合
-
カットオフ周波数
サブウーファー、Mid(HPF):25 Hz、31.5 Hz、40 Hz、50 Hz、63 Hz、80 Hz、100 Hz、125 Hz、160 Hz、200 Hz、250 Hz
Mid(LPF)、High:630 Hz、800 Hz、1 kHz、1.25 kHz、1.6 kHz、2 kHz、2.5 kHz、3.15 kHz、4 kHz、5 kHz、6.3 kHz、8 kHz、10 kHz、12.5 kHz、16 kHz -
スロープ
サブウーファー:―6 dB/ oct、―12 dB/ oct、―18 dB/ oct、―24 dB/ oct、―30 dB/ oct、―36 dB/ oct
Mid(HPF)、Mid(LPF)、High:―6 dB/ oct、―12 dB/ oct、―18 dB/ oct、―24 dB/ oct
-
メモリー1またはメモリー2にタッチすると、適用中のチューニングデータメモリーを切り換えることができます。
-
メモリー1またはメモリー2に長くタッチすると、もう一方のチューニングメモリーに設定値をコピーできます。
-
サブウーファーの接続設定が「OFF」の場合は、サブウーファーのカットオフは設定できません。➡ サブウーファーを設定する
-
( PHASE )にタッチすると、位相を切り換えることができます。タッチするたびにNORMAL/ REVERSEが切り換わります。スピーカーモードがスタンダードモードの場合は、サブウーファーの位相のみ切り換えられます。
-
スピーカーモードがネットワークモードの場合、調整するスピーカーがHighのときはHPF固定されます。
-
スピーカーモードの設定によって、設定可能なスピーカーが異なります。
スマートコマンダーでの操作
にタッチすると、スマートコマンダーを使って以下の操作ができます。
-
ロータリーを左右に回す:調整するスピーカーの選択
-
ジョイスティックを上下に倒す:スロープの調整
-
ジョイスティックを左右に倒す:カットオフ周波数の調整
-
ジョイスティックの中央を押す:位相の切り換え
-
ジョイスティックの中央を長く押す:HPFまたはLPF ON/ OFFの切り換え
-
カスタムダイレクト1ボタンを長く押す:チューニングデータメモリー1に切り換え
-
カスタムダイレクト2ボタンを長く押す:チューニングデータメモリー2に切り換え
-
「サウンドマスターコントローラー」を使用しても操作できます。操作方法は、アプリ内のFAQをご覧ください。
-
サブウーファーの接続設定が「OFF」の場合は、ロータリーを左右に回しても「サブウーファー」は表示されません。➡ サブウーファーを設定する
-
スピーカーモードがスタンダードモードの場合は、サブウーファーのみ位相を切り換えることができます。
-
その他の操作については、(➡ スマートコマンダーや専用アプリを使う )をご確認ください。