現在地がわかるしくみ
AVIC-RQ903/ AVIC-RW503/ AVIC-RZ503/ AVIC-RW303/ AVIC-RZ303/ AVIC-RZ103
本機では、現在地(自車位置)を測位する方法としてGPSに加え、自立航法による測位が可能です。
GPSによる測位
GPS衛星(人工衛星) から位置測定用の電波を受信して、現在地を測位するシステムがGPS(Global Positioning System:グローバルポジショニングシステム)です。GPS衛星は、地球の周り高度21 000 kmに打ち上げられています。3つ以上のGPS衛星の電波を受信すると、測位が可能になります。GPSによる測位には、3次元測位と2次元測位の2種類があります。
種類 |
内容 |
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3次元測位 |
GPS衛星の電波を良い状態で受信できたときは、緯度・経度・高度の3次元で測位できる。 |
2次元測位 |
GPS衛星の電波を受信できても、受信状態があまり良くないときは、緯度・経度の2次元で測位する。高度は測位できないため、3次元測位のときよりも測位の誤差がやや大きくなる。 |
自立航法による測位
内蔵の3Dハイブリッドセンサーは、走った距離を車の車速パルスから、曲がった方向を振動ジャイロセンサーで、路面の傾斜を傾斜計(Gセンサー)で、それぞれ検出して、現在地を割り出しています。
GPSと自立航法を組み合わせた測位の特長
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GPSによる現在地のデータと、自立航法による現在地のデータを常に組み合わせているため、より精度の高い測位を行うことができます。
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GPS衛星の電波が受信できなくなっても、自立航法により測位を続けることができます。
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自立航法による測位だけでは、現在地の表示が徐々にずれてくることがあります。GPSと自立航法を組み合わせると、GPS測位により自立航法のずれを修正することができるため、測位精度が高くなります。