アスペクト比

テレビ画面の横と縦の比率です。従来サイズのテレビは画面の比率が4: 3です。ハイビジョンテレビやワイドテレビは画面の比率が16:9となっているので臨場感あふれる映像を楽しめます。


1回だけ録画可能

2004年4月より、地上デジタル放送やBSデジタル放送の番組には、原則として「1回だけ録画可能」というコピー制御信号が放送に加えられています。「1回だけ録画可能」なデジタル放送を録画した場合は、他のデジタル録画機器にダビングすることはできません。また「1回だけ録画可能」のコピー制御信号のかかった番組をDVD-R/RWに録画する場合は、CPRM対応の記録ディスクに、VRモードで録画してください。


イベントリレー

デジタル放送では放送中の番組が延長になったために、別のチャンネルで 引き続き放送することがあります。複数のチャンネル(たとえば881ch、882ch、883ch)を持っている放送局で、放送中の野球中継が延長になっ たとき、881ch、および882chでは予定どおり次の番組を放送して、883chで野球中継を継続することがあります。このようなサービスのことをイベントリレーといいます。


インターレース(飛び越し走査)

映像の1画面を半分ずつ2回に分けて描きます。最初に奇数番目の走査線 を描き、目の残像を利用して、次に偶数番目の走査線を描いて1 画面(フレーム)を表示します。従来のテレビの走査方式として採用されています。 通常は、解像度の数字の後ろに“ i ”を付けて(525i など)表記します。


映像出力(コンポジット)

輝度信号(Y)と色信号(C)を混合して1本のコードで伝送できるようにした信号です。ただし、入力機器側で混合された輝度信号(Y)と色信号(C)を分離しなければなりません。この輝度信号(Y)と色信号(C)を分離するときの精度で画質の良さが決まります。

   


オリジナル

たとえば、ある1つのテレビ番組を録画するとディスクにその番組の映像が記録されます。1回の録画が1つのタイトルになります。この 実際に録画されたタイトルのことをオリジナルと呼びます。


音声言語

デジタル放送の番組やDVDビデオには複数の音声が記録されているもの があります(最大8言語(8ストリーム)の音声を記録できます)。記録されている音声を切り換えて視聴できます。


緊急警報放送

台風、地震などの災害時に、警戒警報や津波警報などが発令されたとき は、別のチャンネルで緊急警報放送が放送されます。


ケーブルテレビ(CATV)

テレビの有線(ケーブル)放送サービスです。放送を受信するには、地域の ケーブルテレビ会社と契約する必要があります。それぞれの地域に密着し た情報を発信しているのが特徴ですが、最近では多数のチャンネルや自主 放送を行う都市型のケーブルテレビ会社が増えています。ケーブルテレビ 会社によって受信できる放送や接続方法は異なります。


降雨対応放送

BSデジタル放送では衛星から送られてくる電波が激しい降雨によって弱められ、放送を受けられなくなることがあります。これを避けるため、送るデータを少なくすることで映像・音声の内容をとぎれなく視聴できるよ うにしたサービスのことです。降雨対応の番組が放送されているときは、 画面を小さくして番組を見ることができます。


視聴制限

暴力シーンなどを含むデジタル放送の番組やDVDビデオには、視聴制限のレベル(大小)が設けられたものがあります。そのレベルより本機の視聴 制限のレベルを小さく設定すると視聴するときに暗証番号の入力が必要に なります。


字幕言語

映画などでおなじみの字幕の言語です。デジタル放送の番組やDVDビデオには複数の字幕が記録されているものがあります。記録されている字幕 を切り換えて視聴できます。


ダイナミックレンジ

ダイナミックレンジとは、ディスクに記録されている音声レベルの最大値 と最小値の差異のことです。ダイナミックレンジはデシベル(dB)単位で測定されます。ダイナミックレンジを圧縮する(オーディオDRC)と最小の信号レベルが上がり最大の信号レベルが下がります。これにより、高いレベ ルの音声信号(破裂音など)が低減され、低いレベルの音声信号(人の声など)がはっきりと聞こえるようになります。


地上デジタル放送

UHF帯の電波を使ったデジタル放送で、2003年12月より一部の地域で放送が開始され、徐々に全国に拡大されます。従来の地上アナログ放送に 比べて高画質と高音質が特長で、データ放送や双方向通信サービスなどの 幅広いサービスが楽しめます。


データ放送

デジタル放送では、地域に密着した情報などを静止画像や文字によって放送しています。これをデータ放送と呼び、視聴者参加型の双方向番組もあります。テレビ放送などと連動したデータ連動型放送と、独立データ型放送の2 種類のデータ放送があります。


トランスモジュレーション

専用セットトップボックスを使った、ケーブルTVの方式です。


ドルビー デジタル

DVDの標準音声タイプのことです。モノラルやステレオで記録されているソフトや現在最も主流となっている5.1chサラウンドで記録されているソフトがあります。ドルビーデジタル(5.1ch サラウンド)で記録されているソフトには、5つのチャンネルにそれぞれのシーンに合った音声が個別で記録されています。また、サブウーファーから出力される低音も記録さ れています。本機をドルビーデジタル対応AVアンプなどと接続してこの ソフトを再生すると臨場感あふれるマルチチャンネル再生を楽しめます。

ドルビーラボラトリーズからの実施権に基づき製造されています。 Dolby、ドルビー及びダブルD記号はドルビーラボラトリーズの 商標です。


ドルビー デジタルステレオクリエーター

ドルビーデジタルステレオクリエーターによって、ドルビーデジタルの目の覚めるような音質でステレオ音声のDVDビデオを作成することができるようになります。この技術をPCM記録の代わりに用いることで記録容量を節約することが可能となり、その結果、より高い解像度(ビットレー ト)の映像、または、より長い記録時間を実現することが可能になります。 ドルビーデジタルステレオクリエーターを用いてマスタリングしたDVD はすべてのDVD ビデオプレーヤーで再生することが可能です。

ドルビー

ドルビーラボラトリーズからの実施権に基づき製造されています。 Dolby、ドルビー及びダブルD記号はドルビーラボラトリーズの 商標です。


ハイビジョン放送

デジタル放送の高画質放送のことです。現行の地上アナログ放送が 525本の走査線で表示しているのに対し、デジタルハイビジョン放送 は750本や1125本の走査線を使用しているため、より緻密で高画 質な映像を楽しめます。画面サイズも16:9のワイド画面になります。


パススルー

地上デジタル放送を周波数変更せずに送信する、ケーブルTVの方式です。


ビデオモード

市販のDVDビデオと同じ記録方式です。本機で録画した映像を他のDVDプレーヤー、DVDレコーダー、またはDVD ビデオ対応パソコンで再生できます。他のDVDプレーヤーなどで再生するにはファイナライズという処理が必要です。


プレイリスト

オリジナルの映像をもとに作成した編集用の映像のことをプレイリストと 呼びます。オリジナルの映像をお好みの順番に並べ替えて再生できます。プレイリストのタイトルを編集してもオリジナルの映像には影響がありま せん。また、プレイリストの中にいくつタイトルやチャプターを作成してもディスク残量は減りません。本機ではプレイリストを作成できません。


プログレッシブ(順次走査)

映像の1 画面を2 回に分けずに1画面ずつ描きます。特に静止画の文字 やグラフィックス、または横線などの多い画像でチラツキを抑えた美しい画像がご覧になれます。通常、解像度の数字の後ろに“ p ”を付けて (525p など)表記します。


ペイ・パー・ビュー(PPV)

]利用した分だけ支払う方式の有料番組です。110度CSデジタル放送などでは、番組単位で購入して視聴できるペイ・パー・ビュー(PPV) があります。視聴するには、放送局との契約が必要です。


マルチアングル

舞台中継やスポーツ中継などでは、複数台のカメラで撮影している場合がほとんどです。DVDビデオでは、最大9つのカメラアングルで撮影され た映像を同時に収録できます。アングルマークが付いたDVDビデオでは、 同一場面を複数のアングルで楽しめます。


マルチビュー放送

1つの番組の中で、最大3つの場面に分けて放送するデジタル放送のサービスです。たとえば、野球中継で、レフト側観客席から見た映像、ライト側観客席から見た映像、バックネット裏から見た映像を1つのチャンネルで放送することができます。


ムーブ

本機では、増設ハードディスクに録画された「1回だけ録画可能な番組」のタイトルを、内蔵ハードディスクや、記録モードがVRモードのDVD-R/RWディスクにダビングすることが出来ますが、増設ハードディスクからは消去されてしまいます。これをムーブといいます。
同様に、内蔵ハードディスクに録画された「1回だけ録画可能な番組」のタイトルを、増設ハードディスクや、記録モードがVRモードのDVD-R/RWディスクにダビングすることが出来ますが、内蔵ハードディスクからは消去されてしまいます。これもムーブといいます。


ラジオ放送(デジタル音声放送)

デジタル放送には、音声を中心としたラジオ放送が多数あります。音楽CD並みの音質でさまざまな音楽を楽しめます。朗読やニュースなどの幅広い番組が あります。


リージョンNo.

ディスクの地域番号です。DVDレコーダーまたはDVDプレーヤーとDVDビデオディスクには、発売地域ごとに地域番号が設定されています。再生するディスクに記載された地域番号がお使いのDVDレコーダーまたはDVD プレーヤーに設定されている番号に含まれていないときは、そのディスクを再生できません。本機(日本向け)で再生できるディスクの地域番号は2番ですので、 地域番号が“2”を含むか“ALL”となっているディスクのみ再生できます。


リニアPCM

音声の圧縮を行わない方式です。ミュージカルや音楽コンサートなどを収 録したDVD ビデオによく使用されます。48 kHz/16 bit、96 kHzなどの表示があることもあります。


110 度CS デジタル放送

BSデジタル放送の放送衛星(BS)と同じ東経110度に打ち上げられた通 信衛星(CS)を利用したデジタル放送です。細かいジャンルに特化した多数 の専門チャンネルから、見たいチャンネルを購入して視聴します。一部、 無料放送もあります。


BS デジタル放送

2000年12月から本格的なサービスが開始された衛星放送です。高品質のハイビジョン放送に加えて、高品位のデジタル音声放送(BS ラジオ)、ニュース・スポーツ・番組案内などの情報提供、オンラインショッピング やクイズ番組への参加が可能なデータ放送など、多彩なサービスが楽しめ ます。


CPRM (Content Protection for Recordable Media)

記録媒体用著作権保護機能のことで、記録媒体に著作権を保護する形で録画するための仕組みです。 CPRMに対応していないDVDディスクでは、「1回だけ録画可能」な番組を録画することは出来ません。


D映像端子

デジタル放送に対応したテレビなどに装備されている映像信号(Y、CB/ PB、CR/PR)と映像信号のフォーマットを識別する制御信号を1 つのコ ネクタで接続する端子です。


DTS

DTSとはデジタルシアターシステムズ(Digital Theater Systems)の略 です。5.1chのデジタル・サラウンド録音再生方式で、DVDビデオのオプション音声タイプとして認められています。本機をDTS 対応AVアンプなどと接続してDTS デジタル・サラウンドで記録されたDVDビデオ を再生すると、ドルビーデジタル(5.1chサラウンド)で記録されているソ フトと同様に5.1ch 音声を楽しめます。

“DTS”および“DTS Digital Out”は米国Digital Theater Systems, Inc. の登録商標です。米国Digital Theater Systems, Inc. からの実施権に基づき製造されています


DVD-R

パッケージにDVD-RWと記載されているディスクが、繰り返し録画が可能なDVD-RWディスクです。

DVD-R


DVD-RW

パッケージにDVD-RWと記載されているディスクが、繰り返し録画が可能なDVD-RWディスクです。

DVDRW


HDMI

High-Definition Multimedia Interfaceの略です。パソコンディスプレ イなどで使われているDVI(Digital Video Interface)端子を拡張した、次 世代テレビ向けのデジタルインターフェースの規格です。圧縮されていないデジタル映像と音声(ドルビーデジタル、DTS、MPEG、またはリニア PCM)を1 つのコネクターで伝送できます。


HD(High Definition)

デジタル放送のハイビジョン画質です。走査線の数は750本(有効走査線 数720 本)または1125 本(有効走査線数1080 本)です。


MPEG(エムペグ)

Moving Picture Experts Group の略です。これは動画音声圧縮方法の国際標準です。DVDビデオの映像やビデオCD の映像/ 音声はこの方式で記録されています。DVDビデオには、この方式でデジタル音声を圧縮 して記録しているディスクもあります。


MPEG-2 AAC(MPEG-2 Advanced Audio Coding)

MPEG-2音声圧縮技術の符号化方式の1つです。高音質・高圧縮率・マルチチャンネル音声フォーマット対応が特長で、デジタル放送の5.1チャンネルサラウンド放送などに使われます。MPEG-2 AAC対応のAVアンプ を本機に接続すると、臨場感あふれるサラウンド再生が楽しめます。


PS

Program Streamの略です。デジタル映像とデジタル音声の多重信号で、 DVD などに使われています。


SD(Standard Definition)

テレビ放送の標準画質です。走査線の数は525本(有効走査線数480本)です。


S映像出力

S1とは映像のアスペクト比(4:3、16:9)の識別信号の入ったS映像信号 です。S2とはS1 に加え画像信号形態(レターボックス、パンスキャン) の識別信号の入ったS映像信号です。S2対応のワイドテレビでは、適切な映像モードに自動的に切り換わります。


TS

Transport Streamの略です。デジタル放送の多重信号として使われています。


VRモード

VR はVideo Recording(ビデオレコーディング)の略です。DVD-RWの基本記録方式で、録画または消去を繰り返すことができます。また、部分消去などの編集もできます。