Ultra HD Blu-rayは、4K解像度で映画を収録できる唯一のパッケージメディアです。4K映像は、Blu-rayに収録されているハイビジョン映像と比較して、縦・横ともに2倍、DVD映像との比較では縦4.5倍・横5.3の画素数となり、高精細で非常に滑らかな映像表現が可能となっています。ハリウッド映画をはじめ近年多くの映画コンテンツは4K解像度が主流となりつつあり、Ultra HD Blu-rayはこれを余すところなく表現するのにまさに最適なメディアと言えます。
*上記比較は、それぞれの解像度で感じる映像の違いを、イメージした画像です。
漆黒の中の輝点、この光と闇の描写は画像の表現力を大きく左右します。この一番明るいところと一番暗いところの「明るさ」の比率を「Dynamic Range」と呼び、その値が大きいほど光と闇の差が大きいリアルな表現ができるようになります。Ultra HD Blu-rayでは、HDR(High Dynamic Range)を規格として採用しており、いままでのBlu-rayやDVD映像と比較して、最大で100倍もの輝度ピークでのDynamic Rangeで映像を表現できます。
*上記比較は、それぞれの規格のDynamic Rangeで、映像の表現力の差をイメージした画像です。
Blu-rayやテレビ放送で採用されている従来の色域規格(BT.709)は自然界の物体色の約74%しか表現できないのに対して、Ultra HD Blu-rayでは映像の色再現範囲が大幅に広がったBT.2020という色域規格を採用し、99.9%を表現することができます。Blu-rayでは表現しきれなかった自然界の鮮やかな色を再現します。
出典元:株式会社キュー・テック 業務用4K高画質主観評価用標準動画像集 QT−4000series
URL: https://www.qtec.ne.jp/technology/hdrs/
*上記比較は、それぞれの規格で表現できる色の違いをイメージした画像です。
このページをご覧になっているディスプレイによっては、違いが出なかったり、イメージできない場合があります。
Ultra HD Blu-rayのフレームレートは最大1秒間60コマの高速表示(60fps)まで対応。より滑らかでリアルな動きを再現します。
*上記比較は、動いている風景や物を、それぞれのフレームレートで見た際の残像で表現した、イメージ画像です。
Ultra HD Blu-ray | Blu-ray | DVD | 効用説明 | |
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色彩 | ◎ | ○ | ○ | 自然に含まれる多くの色を再現することで臨場感が向上。 |
輝度 | ◎ | ○ | ○ | 人間の目では見えるが暗かったり明るかったりして見えなかった物が見えるため、臨場感が向上。 |
フレームレート | ◎ | ○ | ○ | 1秒あたりの静止画の枚数が増えることでより自然な動きが再現可能になる。 |
解像度 | ◎ | ○ | △ | より細かく見えることで、情報量、臨場感が増加する。 |