導入事例

ビー・カーゴワークス株式会社 専務取締役 伊藤秀悟さん人事・総務・企画部 次長 藤木舞さん
独自の配送システムを強みとするビー・カーゴワークス株式会社。社員の他に多数の業務委託ドライバーを抱えながら、社用車約50台と業務委託車両約400台の車両を管理している軽貨物輸送会社です。
2025年4月より施行された「貨物軽自動車運送事業における新制度」に対応すべく、アルコールチェックや運行日報の記録のために「MobilityOne 安全運転管理」を導入しました。現在は、営業として働きつつ、配送を担当することもある社員31名のIDを登録しているとのことです。
インタビューでは、導入の決め手や導入後の変化、今後期待する改善点について、専務取締役の伊藤秀悟さん、業務管理本部 次長の藤木舞さんに話を伺いました。
「貨物軽自動車運送事業の安全対策が強化されると聞いて、何か問題が発生したときのために『適切に管理していた』と証明するためのツールが必要だと考えていました。
たとえば、私たちはアルコールチェックにもしっかりと取り組んでいます。しかし、荷主様から『ドライバーがお酒を飲んでいるのではないか』と問い合わせをいただくことがしばしばあります。こういったとき、根拠を示して『そんなことはありません』と言えるようにしておかなくてはと、常々感じていました。

専務取締役 伊藤秀悟さん
ただ、以前使用していたシステムでは『MobilityOne 安全運転管理』のように、アルコールチェック業務を写真で記録することはできなかったため、ドライバーが入力してくれた数字が本当なのかどうかを確認する方法がなかったのです。数字を誤魔化すこともできてしまう状態だったため、改善しなくてはいけないと思っていました」(伊藤さん)
「はい。会社が大きくなるにつれて社会的責任も増していますし、荷主様と信頼関係を築いていくためにも、適切に管理していると証明できるようにしておくのは大切なことだと考えています」(伊藤さん)

業務管理本部 次長 藤木舞さん
「以前は複数のシステムを使用していたため、業務が煩雑になりがちでした。またシステムごとに操作方法が異なるため、使い方を指導するのが難しいという課題もありましたね」(藤木さん)
「何かいいシステムがないかと思いインターネットで調べたところ、パイオニアのサイトに辿り着きました。そこですぐに問い合わせをして、営業の方に本社まで来ていただき、導入を決めました」(伊藤さん)
「はい。安全対策が強化された件については、正直なところ『ようやく動きがあった』と感じています。貨物軽自動車運送事業は認可制ではなく、誰でも比較的容易に始められるので、これまで業界全体として制度的な整備が行き届きにくい側面もありました。
そこに、やっとメスが入ったのです。私たちは1都3県を対象としている軽貨物輸送会社のなかでは大手だという自負があります。ですから法律が施行され実施までには猶予があるとはいえ、率先して対策をすべきだと思いました」(伊藤さん)
「“シンプルな操作性”ですね。営業の方にデモンストレーションをしていただいた時に『これなら誰でも使える』と思えました。操作が難しいものだとドライバーが使わなくなってしまいますし、シンプルかつ直感的に操作できるというのは重要なポイントです。
あとは、機能が多すぎないことも重要です。実は、過去にテレマティクスを導入したことがあるのですが、高機能すぎて使いづらく感じました。
またGPSでリアルタイムに情報を入手するシステムは「プライバシーが侵害される」と、ドライバーの拒否反応も大きかったのです。その点、『MobilityOne 安全運転管理』はGPSで情報を追うのではなく、ドライバーが登録した業務ステータスの地点と時刻を地図上で簡易的に確認できるのが良いですね。こちらとしても常に位置情報を追跡したいわけではありませんし、ドライバーからしても監視されている感覚がなく、“ちょうどいい”のです。
業務の記録をデジタル上に残せるというところも魅力に感じましたし、会社として求めている機能が備わっていました。加えて、1IDあたりの料金が手ごろに設定されている点もポイントです。将来的に弊社が業務委託している約400台の車両すべてにIDを付与したとしても、コスト面で大きな負担にはならないのはありがたいですね」(伊藤さん)
「パイオニアの営業担当者は、信頼できると感じています。私たちのように現場で働く立場からすると、システム開発に携わる方に対して『現場の実情を本当に理解しているのだろうか?』という疑問を抱くことも少なくありません。しかし、パイオニアの担当者は、どんな質問にも的確に答えてくれて、現場に対する理解が深いことが伝わってきました。だからこそ信頼を寄せることができました」(伊藤さん)

「以前は複数のシステムを確認する必要があったのですが、一つのシステムに集約されたことで、確認する時間が減っていると実感しています」(藤木さん)
「これまでは運行記録を紙の帳簿で管理・保管していたのですが、デジタル上で管理できるようになったため、帳簿を回収する工数が削減されました。システム上でボタンを押すだけで自動的に日報が作成されるため、ドライバーの負担軽減にもつながっています。
また運行記録については、事業所の社員がチェックしたものを、定期的に管理部門の責任者が運行記録とタイムカードの記録に誤差がないか確認するという、2段階のプロセスが必要でした。現在は運行記録をダイレクトに管理担当者がチェックできるようになったため、時間も大きくカットできています。
デジタル上で管理を一元化することで不正が起こりにくい仕組みができるので、安心感がありますね」(伊藤さん)
「そうですね。加えて、画面がシンプルで直感的に操作できるため、使い方を指導する手間も軽減しました」(藤木さん)
「本当に使いやすいです。今まで様々なシステムを導入してきたものの、どれも長続きはしませんでした。先ほどもお話ししたように、多機能なものは操作を覚えるのが大変ですし、苦手意識が芽生えてしまうと、使うのを避けるようになってしまいます。しかし『MobilityOne 安全運転管理』は必要な機能をしっかり備えつつも、管理画面がシンプルだから苦手意識が芽生えることがありません。

今では私も管理画面を毎日見ています。それによって現場の課題を自分の目で把握できるようになりましたし、更なる業務の改善や社員の教育にもつなげられるのではないかと考えています」(伊藤さん)
「現在IDを登録しているのは正社員のみですが、ゆくゆくは現在およそ400台を運行する業務委託のドライバーにも『MobilityOne 安全運転管理』を使用してもらうようにしていきたいです。それというのも、弊社は業務委託の車にも会社のステッカーを貼るようにしているため、良くも悪くも街なかで目立ってしまうのです。 安全運転管理』は必要な機能をしっかり備えつつも、管理画面がシンプルだから苦手意識が芽生えることがありません。
社員であれ業務委託のドライバーであれ『ビー・カーゴワークスのステッカーが貼ってあるなら大丈夫だ』と荷主様に思っていただくには、業務委託のドライバーも適切に管理していると周囲に示す必要があります。そのためにも、今後は弊社と契約する際には『MobilityOne 安全運転管理』の導入を条件にしていけると良いなと。
加えて、今は業務委託のドライバーに提出してもらっている業務管理表も、ゆくゆくは『MobilityOne 安全運転管理』で管理できるようにもしていきたいです」(伊藤さん)
「業務委託のドライバーの業務管理表は、2カ月分だけで、これほどのボリュームになってしまうので、管理するのが大変です。何か問題があったときには、膨大な資料のなかから情報を探す必要も出てきます。こういった紙の書類をデジタル上で管理・保管できるようにしたいですね」(伊藤さん)

業務委託ドライバーの業務管理表2カ月分のファイル
「ドライバーの免許証の有効期限だけでなく、貨物軽自動車安全管理者定期講習の期限についてもシステム上で管理できるようになると便利だと思います。
ドライバーが業務ステータスのボタンを押し忘れたり、運転後のアルコールチェックを忘れたりする可能性もあるため、『休憩はとりましたか』『アルコールチェックは忘れていませんか』などのアラート機能もあるとうれしいですね」(藤木さん)
「ドライバーが業務ステータスを登録した住所の情報をCSVなどでダウンロードしたいです。そうすれば、配送料や配送エリアについて荷主様と交渉する際の材料に使えるのではないかと思っています。あとは、ドライバーの勤怠管理には別のシステムを使用しているため、何かの形で統合できると、うれしいですね。

一番期待しているのは、業務ステータスをカスタムできるようにすることですね。それが実現したら、今後もずっと使えるシステムになると思います」(伊藤さん)
「MobilityOne 安全運転管理」は、アルコールチェックや運転日報などの安全運転管理業務を一元管理できるフリートマネジメントシステムです。運転日報・月報を自動作成できるため、安全運転管理者だけでなく、ドライバーの業務負担軽減にも貢献します。
「直感的に操作できるUIにこだわって設計しており、ドライバーと管理者の双方から使い勝手が良いと評価をいただいています。
「SaaSサービスである「MobilityOne 安全運転管理」は、機能のアップデートを随時行っており、より良いサービスとなるようにこれからも機能拡張を検討しています。お客様からの声やご要望も開発部へフィードバックしながら、多くの企業の安全運転管理の役に立てるよう、進化しています。