導入事例

株式会社 旭テクノロジー 左から管理本部 総務グループ 主任 髙石美樹さん管理本部 本部長 牧野雄太さん
管理本部 人事・総務グループ 久田雅士さん
プラント事業、再生可能エネルギー、ドローン関連事業と幅広いエンジニアリング業務を展開する株式会社 旭テクノロジー(本社:兵庫県姫路市)は、全国5か所の拠点で約70名のドライバーが社用車を利用しています。
技術開発を軸としながらも、現場訪問や営業活動などで移動する業務も日常的であり、社用車の運用は同社にとって欠かせないものとなっています。
近年、企業に求められる安全運転管理の水準が年々高まる中、どのような課題感をもっていたのか、また「MobilityOne」導入によって、どのような変化がもたらされたのか。導入の背景から運用の手応えまで、管理本部の皆様に詳しくお話を伺いました。
社員は全体で約100名ほどおり、社用車を利用する営業員は約70名ほどになります。
各支社には社用車が2~3台ずつといった感じですが、本社には15台の社用車があり、本社の営業約45名が業務に合わせ随時入れ替わり利用しているといった感じです。
各員それぞれがお客さん先に行ったり、現場に行ったりと様々な業務で外出が多く、社用車予約の調整も大変なときがあります。営業職も増員中ですので先月も社用車を1台増やしたばかりです。
いままでは車内に走行記録を手書き記入するシートを置いてあり、適宜、ドライバーに運転を終えるたびに記入してもらうという方法で管理していたのですが、事業が拡大していくなか、人員も車両も増えていき、管理にかかる手間も増えていました。

紙運用での対応は、いま思い返すと不便なところもあり、効率的な運用が必要になっていたタイミングだったとも感じます。たとえば、紙の日報やアルコールチェック表を各車両に置いて、乗車する人に記入をお願いしていたのですが、用紙をピックアップするタイミングが合わないことがしばしばあって、社用車の運行状況を見ながら、こちらが回収のタイミングを合わせる手間があったり、せっかく回収できても書き忘れの欄があったりということもありました。(髙石さん)
また、これまでは社内で既に使用していた会議室予約なども行えるシステムで社用車の予約を行っており、予約表を確認して、この車両をこの人がこの時間に使うということを把握していました。
MobilityOneを知ったのは、大阪で開催されていた業務改善ソリューションの展示会でした。当初は特に安全運転管理のシステムを探していたわけではなく、業務に役立ちそうなものを広く情報収集をする目的で訪れたのですが、展示会では企業の車両管理のシステムのブースも多く、弊社のスタイルに合いそうなものをいくつか参考までに話を聞いて回っていた感じです。
製品の紹介を聞いても、もちろんその場ではどこまでウチに合う仕組みか分からなかったのと、他社のシステムも高度で便利そうに感じていました。 ただ、MobilityOneは無料でトライアル運用ができるということと、後日来てもらった営業の方が丁寧にヒアリングと説明をしてくれたので、具体的に検討のテーブルにのった感じですね。(牧野さん)
本当に素直でまっすぐな方で、毎回姫路に足を運んでくれたのが印象的でした(笑)
これまで弊社では車両単位で管理を行っていましたが、MobilytyOneはドライバー単位で管理するという仕組みの違いがあり、少し引っかかるところでしたが、営業の方が丁寧に機能を説明してくれるなかで「これは結構うちに合っているかもしれない」と思えるようになりました。

他のサービスもいろいろと比較検討していたのですが、物流系に特化していたり、オーバースペックだったりといった印象のものが多く、弊社の目的にはマッチしていなかったように思います。そんななか、MobilityOneは直感的に使えるインターフェースといった印象があり、必要な機能がコンパクトにまとまっていた気がします。機能が絞られていて、ある意味で現場にとってのちょうど良さを感じましたね。」(牧野さん)
また、特別なものをそろえる必要がなく導入できるというのもメリットだと感じました。
管理画面についても必要な項目に絞られていて、煩雑さを感じませんでしたし、管理体制の移行に関しても、思っていたよりスムーズにいけそうだなと分かったことが具体的な検討段階への大きなきっかけになったと感じます。(久田さん・髙石さん)

導入前には1週間のトライアル期間を設定し、実際の現場運用をシミュレーションしました。それまでは車両単位で予約していたのが、人単位になったという点は、最初戸惑いがありました。誰が運転するのかを明確にする必要があり、慣れるまで少し混乱もありました。また、MobilityOneではドライバーそれぞれがアルコールチェック、日常点検、日報、月報の入力を自主的に行うので、いままでのフローとの違いに最初は戸惑うスタッフもいたように感じます。(髙石さん)

導入後の最も大きな変化は各員の「意識の変化」ですね。
先ほども申し上げたように"車両軸"の運用から"ドライバー軸"の運用になったことで、最初は多少の戸惑いもありましたが、ドライバー各自が自分で手続きを行う仕組みになったことで、当事者意識を醸成することに成功したと感じています。(牧野さん)
また、管理側としては、先ほど話したように紙チェック表の回収業務がなくなったことで、労力を削減することができました。一方、現場サイドではチェックの取りまとめを行うリーダーを配置し、アルコールチェックの承認権限を与えたことで責任感が醸成されている側面もあると感じます。(久田さん・髙石さん)
ドライバーがアプリで紙芝居形式のように必要項目を入力できるのは良いのですが、日常点検の方に進まず、アルコールチェックを終えたらOKと思って、そのまま出発してしまうスタッフもいたので、そのあたりは日常点検が終わっていないことを知らせるアラート機能なんかがあるといいと思いますね。また、誰がどの車をどのくらい使っているのかといった稼働状況の可視化ができると、さらに管理がしやすくなると思います。(髙石さん)
乗車前には必ずチェックはするのですが、乗車後にチェック作業を忘れてしまったというスタッフもいましたね。こういったところでもメンションするような機能があるといいかもしれないですね。(久田さん)
事業拡大とともに人員が増えるなか、効率的な運用体制の構築に取り組まれている旭テクノロジー様へのインタビューは、非常に印象的なものとなりました。
特に注目すべきは、安全運転管理業務を「仕組み化」することに成功しながら、それによってドライバーそれぞれの意識にも変化をもたらした点です。安全運転管理は、管理者だけが担うものではなく、ドライバー自身が主体的に意識を持つことで、企業全体の安全を守ることができると感じます。
当社の安全運転管理システム「MobilityOne」は、「これ一つで簡単に安全運転管理ができる」をコンセプトに開発されていますが、今回の取材を通じて“ドライバーの意識改革”や“自発的な行動の促進”といった面でも貢献できる可能性を感じました。
「最も大きな変化として員一人ひとりの意識づけができた」と語ってくださった旭テクノロジー 管理本部の皆様、貴重なお話、誠にありがとうございました。