


チャンスを与えてくれる会社です。
フェアにチャンスを
与えてくれる会社です。
J.J.
モビリティプロダクトカンパニー 技術統括グループ 製品開発部
2016年入社
中国出身。母校の大学を卒業後に日本へ留学し、そのまま国内のシステム開発会社に就職。3年勤務した後に帰国し、北京で車載器のシステム開発などに6年間従事。2016年に再来日してパイオニアに入社。
私は2000年代半ばに日本に留学して就職した経験があります。当時は金融系のシステム開発を手がけていましたが、リーマンショックが起こり、日本が不景気になったのを機に母国に戻りました。帰国後は、北京で車載器のシステム開発に携わっていたものの、私としては日本での暮らしが気に入っていたので、日本の景気が戻った頃に再度来日を決意。そして転職先として大いに惹かれたのがパイオニアでした。
パイオニアは中国では誰もが知るブランドで、私の親もファンでした。前職での経験もカーナビの開発で活かすことができますし、また、これから訪れる自動運転の時代にも、パイオニアの3D-LiDAR技術や地図データ技術などがきっと重要な役割を果たすに違いないと思って志望したのです。そして入社後は、大手自動車メーカーが中国市場で販売する車種に搭載されるカーナビ製品の開発管理を担当することに。自動車メーカーの中国拠点にいらっしゃるお客様からの要望を受け、課題を整理して社内の開発者に展開し、プロジェクト全体の進行をマネジメントしていくことが私のミッションでした。
入社当初は、中国人の私が自分の意思をきちんと周囲に伝えられるか心配でした。また、関わるプロジェクトも経験したことがないほど規模が大きく、そのなかで自分の役割を果たせるかという不安もありましたが、チームの上司や先輩方がみな温かく、国籍の違いなど関係なくオープンに接してくれましたし、困ったことを相談するとすぐにサポートしてくださいました。たいへん働きやすい環境で、おかげですぐにチームになじむことができました。
いまのポジションは、中国語が話せてシステムにも理解がある私の強みが活きています。そしてプロジェクトが大きいだけに、課題をクリアした時の喜びも大きい。お客様からの難しいリクエストに、社内の技術者の方々と力を合わせてお応えして「よくここまで作り上げたね」と評価いただいた時などはとてもうれしいです。私が開発を管理した製品はすでにお客様の新車に搭載され、母国で走っていることにも誇りを感じています。今後はAIやIoTなどの先端技術も習得し、自動車の世界でまさに「パイオニア(先駆者)」と言われる製品を創り出していくことに貢献できればと考えています。
K.N.
経営戦略本部 法務部
2012年入社
米国の大学を卒業し、帰国後は英会話講師をしばらく務めた後、確かなスキルを身につけたいと再び渡米して大学院に通い、ニューヨーク州の弁護士資格を取得。その後、外資系IT企業を経てパイオニアへ。
パイオニアに転職する以前は、外資系IT企業の日本法人で契約書関連業務に携わっていました。業界でも有名なグローバル企業でしたが、本国に決定権があり、日本側にあまり権限が与えられておらず、自分の考えで動き、何かを決めるという機会は殆どありませんでした。そんな環境に物足りなさを覚え、もっとキャリアアップできる機会を求めて転職を決意。製品が世の中で役立っていることを実感できる日本のメーカーで働きたいという想いがあり、なかでもブランドに愛着のあったパイオニアを転職先に選びました。
前職での経験をもとに法務のポジションで入社しましたが、驚いたのは、組織がきわめてフラットで経営層との距離が非常に近いこと。そしてキャリア入社の私にも、すぐに経営と直結するような責任ある仕事を任せてくれました。欧州での行政調査対応という重大な案件でしたが、上司のサポートのもと「これはあなたが主担当の案件だから、Nさんから社長に報告してください」と機会を与えていただき、社長に直接レポートし、法務としての意見を伝えました。前職ではそんな経験はとてもできませんでしたし、非常にやりがいを感じました。
パイオニアの法務部門は、担当業務が細分化されておらず、メンバー一人ひとりがオールラウンダーであることが求められます。こうした環境も、リーガルとしての私を大きく成長させてくれました。いまパイオニアは「モノ×コトで新たな価値を創る」ことを掲げており、いままでにないビジネスモデルを起ち上げる際に法務の面からも支えていかなければなりません。アライアンス先とどう契約を結ぶかなど、未知の課題に直面することも多々ありますが、そこにスピード感をもって懸命に対応し、現場の方々の力になれることに大きなやりがいを感じていています。
パイオニアはとてもフェアな会社で、中途だから、女性だからチャンスが与えられないというようなことを感じたことはまったくありません。成果を上げれば報いてくれる。事実、私は法務部の管理職に昇格し、現在はマネジメントにも奮闘しています。トップとの距離もいっそう近くなり、会社の重要な意思決定において、リスクマネジメントの観点からアドバイスを求められることもしばしば。またまだ期待に応えきれておらずもどかしさを感じていますが、もっともっと自分を高めて経営に貢献していきたいと思っています。