報道資料:クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」の対応端末に2カメラタイプの通信ドライブレコーダーを追加

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Pioneer
2019年 5月 16日
2020年 7月 13日 訂正
パイオニア株式会社

クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」の対応端末に2カメラタイプの通信ドライブレコーダーを追加~事故、危険運転時の動画をアップロードし、シンプルな運用で事故リスクを低減~


「TVRC-DH500-FC」

「TVRC-DH500-RC」
商品名 カメラタイプ 型番 発売時期
通信ドライブレコーダー 車室内用2カメラタイプ TVRC-DH500-FC 8月下旬
車両後方用2カメラタイプ TVRC-DH500-RC

パイオニアは、業務用車両向けのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」を、2015年より提供しています。本サービスでは、カーナビゲーションや通信ドライブレコーダーなどの業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続し、車両の動態管理や危険運転の通知・分析など高度な運行管理・支援を行えます。

このたび、「ビークルアシスト」と連携する通信ドライブレコーダーとして、2カメラタイプの2モデル「TVRC-DH500-FC/DH500-RC」をラインアップに追加します。

本機は、事故や危険運転時に動画を自動でアップロードするので、「ビークルアシスト」の管理者はPCやタブレット上から車両前方と車室内もしくは車両後方の動画で運転状況をリアルタイムに把握できます。また、危険運転時は音声で警告し、管理者へメール通知するなど事故リスク低減につながる機能も搭載しています。さらに、高精度な走行ログデータをもとにした日報や月次の集計レポートの自動作成に加え、自動で運行履歴とドライバー情報を連携させる「運転免許証リンク」などにより、運用負荷を軽減できるなど、業務用途に求められるさまざまなニーズを満たした通信ドライブレコーダーです。

※ 通信ドライブレコーダー「TVRC-DH500-FC/DH500-RC」の1カメラタイプもご用意しています。詳しくはお問い合わせください。

商品ページ :通信ドライブレコーダー「TVRC-DH500-FC」「TVRC-DH500-RC」詳細ページ

クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」について

自動日報作成機能などによる運行業務の“管理”はもちろん、カーナビゲーションやスマートフォンを使ってドライバーに訪問先を指示するなど、運行業務の“支援”も可能な先進のクラウド型運行管理サービスです。業種やニーズに合わせて選べる“パッケージサービス”の提供のほか、既にお客様が保有されている配車計画システムや、サービス事業者様が提供するクラウドサービスと連携可能な“ビークルアシスト APIサービス”を提供しています。

ビークルアシスト ホームページ(業務用カーソリューション)

※ API(Application Programming Interface)は、コンピュータープログラムで作成された機能を外部のプログラムから利用するための仕様。

主な特長

(1) 車両前方と車室内もしくは車両後方の同時録画を実現

車室内を撮影できる「TVRC-DH500-FC」は、ドライバーの運転状況の把握と安全運転指導へ活用できます。また、車室内用のカメラは赤外線LEDを搭載しており、夜間の撮影にも対応しています。車両後方を撮影できる「TVRC-DH500-RC」は、あおり運転などの危険行為も逃さず記録します。2つのカメラで同時録画したデータは、「ビークルアシスト」のWebビューアーや専用PCビューアー上で同時に再生できるので、運転状況を詳細に把握することが可能です。


<Webビューアー表示イメージ>

<Webビューアー全画面表示イメージ>

(2) 高画質録画と動画アップロード機能を搭載

  • HD高画質の連続録画
    車両前方をHD、車室内もしくは車両後方をVGA解像度までの高画質録画に対応。鮮明な映像を記録することができます。
  • 通信で動画を自動アップロード
    事故や危険運転時に、車両前方をWVGA、車室内もしくは車両後方をVGAの解像度でイベント録画(前12秒、後8秒)します。これらの動画は本機から自動でアップロードされるので、管理者はPCやタブレットでリアルタイムに状況を把握することができます。

    ※ 「ビークルアシスト」サービスのプランによりアップロードできる回数が異なります。

HD高画質の動画アップロード対応について
プログラムのアップデートにより、事故相当の強い衝撃時に、HD解像度(車両前方)の動画アップロードが可能となります。管理者は事故の状況をリアルタイムかつ鮮明に把握できます。
※ アップデート時期は2019年度内(2020年3月末まで)を予定しています。

訂正:↑枠内の追加機能を「大容量SDカード(128GBまで)対応」に変更し、2020年7月中にアップデートを行う予定です。詳細については以下よりご確認ください。

詳細についてはこちら

(3) ビークルアシストと連携し、手間のない運行管理を実現

  • ドライバー情報や運転免許証の有効無効まで手間なく管理できる「運転免許証リンク」を搭載
    運転免許証を本体部に近づけることで情報※1を読み取り、「ビークルアシスト」と連携してドライバーを識別します。共用車でも運行履歴とドライバー情報が自動で連携するため、ドライバーは日々の日報作成などを手間なく行えます。また、運転免許証が有効期間外の場合は、管理者へメール通知されることで、不正を未然に抑制できます。有効期間終了前※2に音声による更新案内がされるため、更新手続の漏れを防止します。

    ※1 運転免許証の「有効期間の末日」と「交付日」情報を読み取ります。

    ※2 有効期間終了の通知は「3か月前」、「2か月前」、「1か月前」、「2週間前」、「1週間前」から選択できます。


    <運転免許証リンクイメージ>
  • 日報や動態管理などさまざまな機能を利用可能
    本機から取得される高精度な走行ログデータをもとに、日報や月次の集計レポートを自動で作成するので、残業削減や業務分析による業務効率化に効果を発揮します。また、動態管理機能の搭載により、管理者は車両の位置や運行状況をリアルタイムに把握できます。

(4) 業務用途に最適な機能を搭載

  • SDカードフォーマットフリー機能:
        SDメモリーカードの定期的なフォーマット作業が不要となり、管理者の運用負荷を軽減します。
  • 長時間録画対応:
    大容量32 GBのSDメモリーカード付属により、車両前方と車室内もしくは車両後方の同時撮影においても最長72時間の連続録画が可能です。

    ※ 録画画質を「長時間」に設定時の録画時間です。

  • 危険運転警告:
    強衝撃、急加速、急減速、急ハンドル、速度超過の検知時は音声で警告。ドライバーの安全運転意識が向上するため、事故リスク低減につながります。
  • リフレッシュ案内:
    長時間の運転(2時間)を検知すると、ドライバーに音声でお知らせし休憩を促します。
  • ネジ締めカバー対応:
    SDメモリーカード、SIMカード、各種コネクタ類のカバーはネジ締めに対応。確実な録画と運用を実現します。
  • 車速信号接続:
    GPS単独での速度情報と比べて正確な車速信号による速度情報の取得を行い、運行データの分析に活用できます。また、車速信号の自動学習機能により、高い取付性を実現しています。

主な仕様

記録媒体 SDメモリーカード 8 GB〜32 GB  (32 GB付属)
撮影素子 200万画素 CMOSセンサー
記録解像度 車両前方 高画質:HD(1280×720p)
標準、長時間:WVGA(848×480p)
車室内/車両後方 高画質、標準:VGA(640×480p)
長時間:QVGA(320×240p)
記録画角 車両前方 水平114° 垂直61°  対角137°
車室内 水平120° 垂直90°  対角160°
車両後方 水平137° 垂直100° 対角181°
GPS 内蔵
Gセンサー 3軸Gセンサー内蔵
外形寸法 135.0 mm(W)×70.0 mm(H)×48.3 mm(D)  (本体部)
質量 220 g (本体部)
動作温度範囲 -20 ℃ ~ +70 ℃
電源電圧 12 V車/24 V車対応
通信方式 LTE

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