こちらでは ものづくりソリューション事業(ODM/EMS)についてご紹介します。
そもそも、ODMやEMSってどう違うのですか?
それぞれの違いをご説明します。
ODMとは
Original Design Manufacturing の頭文字をとった略語で、委託者からの依頼で製品を開発・設計・生産することをいいます。
EMSとは
Electronics Manufacturing Service の頭文字をとった略語で、電子(エレクトロニクス)
機器の受託生産を行うサービスのことです。
※ 東北パイオニア ものづくりソリューション事業部としての定義となります。
ちなみにOEMという言葉も良く聞きますが、OEMはOriginal Equipment Manufacturing の
頭文字をとった略語で、委託者のブランドで製品を生産することをいいます。
言葉の違いについて、よく分かりました。
東北パイオニアでは、ODMも、EMSもできるということですね。
そうなんです。
お客様の依頼事項によっては、図とは違った形態でもフレキシブルに対応いたします。
また、受託領域や製品について別のページでご紹介しています。ぜひ見てみてください。
はい!さっそく見に行ってみます。
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ものづくりソリューション事業の展示会を一緒に回るキャラクターをご紹介します。
パイオニア株式会社に入社して3年目の広報担当社員。
好奇心旺盛な性格で、パイオニアグループ企業のことを積極的に
勉強しています。
今回のオンライン展示会では、東北パイオニアの魅力を皆さまへ
ご紹介します。
山形県米沢市の 直江兼続 マスコットキャラクター。
忠義の象徴「犬」がモチーフで、チャームポイントは凛々しい眉毛。
きりりっとした姿は戦国武将そのものです。
戦国武将として活躍するかたわら、地元で製造会社を設立したかねたん。
会社は順調に成長し、次々と新製品を生み出しています。
しかし最近は仕事がいっぱいでリソース不足に直面。
設計や製造を外注できる企業を探して展示会へやってきました。
※copyright 米沢観光物産協会. All right reserved.
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1966年に創業した東北パイオニア株式会社は、車載製品を中心として様々な製品を世に届けてきました。
その実績を活かし、ODM/EMSビジネスを提供する事業部として2019年に独立したのが
「ものづくりソリューション事業部」です。そこで働く社員をご紹介致します。
Vol.6
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
生産部 生産課
松田 智
Vol.5
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
技術部 技術一課
鈴木 聡
Vol.4
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
技術部 技術一課
Vol.3
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
営業部 営業二課 Specialist
高橋 博之
Vol.2
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
生産部 生産課
大澤 尚紀
Vol.1
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
技術部 技術一課 課長
佐藤 伸之
CLOSE
1966年に創業した東北パイオニア株式会社は、車載製品を中心として様々な製品を世に届けてきました。
その実績を活かし、ODM/EMSビジネスを提供する事業部として2019年に独立したのが
「ものづくりソリューション事業部」です。そこで働く社員をご紹介致します。
Vol.1
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
技術部 技術一課 課長
佐藤 伸之
<経歴>
1994年入社
カセット/CDメカニズムの歴代モデル開発を担当
2008年~
車載オーディオ機器の開発リーダー
2012年~
ヘッドアップディスプレイ駆動メカニズムの開発リーダー
2015~2019年
タイへ赴任。技術部門のマネジメントを経験
2019年7月~
現職
ある日、海外のお客様から
防振性能の改善依頼が舞い込む
高度な技術を要する車載オーディオ。過酷な振動の中でもユーザーがメディアを楽しむためには、防振設計がカギを握る。2011年の春、佐藤の目の前に大きな壁が立ちはだかった。
「それは海外のTier1メーカー様からのご要望でした。既に市場で発売しているパイオニアブランドのオーディオ機器をカスタマイズし、防振性能を現状から50%向上させてほしいとのこと。すぐに改善活動をスタートさせたものの、それほどの性能は当時の我々にとって未知の領域。手探りでの挑戦でした。」
佐藤が最初に着手したのは、関連部品の最適化だった。1点1点を見直した結果、防振性能を10%改善することはできた。しかし、残り40%を改善する糸口を見つけられぬまま、お客様のもとを訪問する合同検証の日が来てしまった。
「合同検証当日、先方の開発者は38℃を超える発熱で体調が優れない中、我々との打合せを心待ちにしていたからとご参加いただきました。しかし、その検証結果は満足のいくものではありませんでした。結果を知った開発者の寂しい表情を見た瞬間、『何とかしてお客様の期待に応えたい』と強く思いました。」
お客様のご要望に応えるために
いま、自分にできることは何か?
合同検証から戻る飛行機の中、佐藤の再挑戦は始まっていた。50%性能を向上させるためにどうすべきか、量産までの残り3か月しかない中で自分たちに何ができるか。辿り着いた答えは“基本設計の見直し”だった。
「帰国後すぐにキーパーツの設計変更、関連部品の新規設計、アセンブリ工程設計の変更に取り掛りました。社内開発メンバー、関連部門、タイの製造拠点、サプライヤ様にも多大なるご協力をいただいた結果、1か月半後には改善サンプルが完成。なんとしても改善を成し遂げたい、お客様の期待に応えたい一心でした。」
その後、佐藤は改善サンプルを手に再び海外のお客様のもとへ飛んだ。そこでお客様から掛けられた言葉が今も忘れられず、開発のモチベーションになっているという。
「開発ご担当者から“Great job!”と満面の笑みで言われたときの、喜びと達成感。これこそが、ものづくりを生業とする我々の原点であり、我々が目指しているゴールであると実感した瞬間でした。」
New Normal の社会
東北パイオニアのソリューションで貢献したい
全世界で不要不急の外出が制限された日々の中で、佐藤はものづくり企業の真の価値を考える。
「Stay Home中、私が思ったのは“不要不急の外出や活動こそが、実は人間らしい生活である”ということでした。そこに、我々のようなものづくり企業の存在価値があるのではないかと思うのです。」
東北パイオニアは直接的に食料や医療サービスを提供することはできない。しかし、今の世の中にまだ存在しない、人間らしい生活を支える製品を届けることができる。それこそがものづくり企業の価値だと佐藤は語る。
「構想設計~試作~評価~量産という一連のサービスを、スタートアップ商品から大量生産商品にわたって、我々はお客様に提供することが出来ます。東北パイオニアグループの技術資産を活用し変化させ、新しい技術に挑戦し続けることによって、New Normalの社会に貢献していきたい。」
“新しい世界でお客様の成功を目指し、New Normalの社会に新価値を提供する”
お客様と共に、東北パイオニアのエンジニアは進み続ける。
1966年に創業した東北パイオニア株式会社は、車載製品を中心として様々な製品を世に届けてきました。
その実績を活かし、ODM/EMSビジネスを提供する事業部として2019年に独立したのが
「ものづくりソリューション事業部」です。そこで働く社員をご紹介致します。
Vol.2
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
生産部 生産課
大澤 尚紀
<経歴>
2004年入社
生産技術部門で車載用CD/DVDメカニズムの工程設計を担当
担当モデルは市販、OEMと多岐にわたる
2016~2019年
タイで生産技術部門のマネージャーを経験
現地エンジニアをマネジメントしながら
量産品質の維持/改善、生産性の向上に取り組む
2019年10月~
現職(工程設計とEMS生産に携わる)
ものづくりソリューション事業部が
大切にしている“生産現場”で働くスペシャリスト
ものづくりソリューション事業部は国内/海外に拠点を持つ。
国内:山形県米沢市
海外:タイ アユタヤ
それぞれの拠点の生産現場で経験を重ね、米沢もアユタヤも知り尽くした工程設計のスペシャリストである大澤は、入社する前から“現場”へのこだわりを持っていた。
「大学で機械工学を学んだことと、生産現場に興味があったことから入社試験を受けることに決めました。“現場”にこだわったのは国民的映画『踊る大捜査線』の有名なセリフがきっかけです。会議室にいるだけの仕事は自分の性に合わないと思っていました。」
まさかあの映画が入社理由だったとは…。そんな大澤の仕事ぶりを会社で尋ねると、誰もが口にするのは“何事にも全力で徹底的に取り組む”、“曖昧さを許さない”という厳しい人物像。メール一通、会話一つにも大澤のこだわりは溢れている。全体像から細部にわたるまで妥協しない。なぜ大澤はそんなにも曖昧さを嫌うのか?
「言葉一つをとっても、その解釈は人それぞれ。誤解したままに仕事を進めてしまっては、必ず手戻りが発生して生産現場に支障を来すことになります。お互いが不幸になってしまうし、お客様へ迷惑がかかるようなことは何としても避けたいんです。」
大澤の厳しさの裏にあったのは“現場を守る使命感”と“常に一歩先を見据える姿勢”だった。現場のラインを止めないことは、お客様に安心していただけるような製品供給を行うために不可欠である。徹底的に曖昧さを許さない大澤が目指す姿は、お客様の信頼を得ることに繋がっていたのだ。
今のやりがいは
お客様とも生産現場とも関わる環境であること
入社以来、大澤は工程設計に長年携わってきた。その仕事はどちらかというと社内の調整がメインだった。しかし、現在ものづくりソリューション事業部 生産部では、お客様と接する機会も増えている。
「これまでは大量生産モデルの工程設計が主な仕事であり、お客様と接することはほとんどありませんでした。しかし今はODM/EMSビジネスで、お客様と直接お話ができます。それがとても新鮮です。」
大澤のこだわりが発揮された事例が、ドローンの製造受託だ。お客様とのやり取りを繰り返す中、ドローン生産の隠れたノウハウを引き出し、作業手順書への落とし込みを行った。スタートしたばかりの事業部でも、安定したものづくりを実現させるという大澤の姿勢が光っている。
「今の仕事は東北パイオニアが経験したことのない、新たなものづくりに挑戦する場に立ち会えます。そして"あのお客様に喜んでほしい"という思いで仕事ができます。結果を見たお客様から『ありがとう』とお言葉をかけて頂いたときほど嬉しいことはありません。」
製品ごとに最適な工程設計をお客様と共に
実現できるスペシャリストを目指す
ものづくりソリューション事業部では、常に新しい製品を作る機会がある。お客様が初めて量産化する製品も多い。
「どんな製品であっても『お客様にとってベストは何か?』を常に考え、追求し続ける人でありたいです。これまで培ってきた工程設計/自動機/設備の開発技術といったノウハウをフル活用し、新しい製品を市場に送り出そうとしているお客様のお手伝いができるよう、今まで以上に努力していきます。」
“全ては「お客様」と「生産現場」を守るために”
妥協を許さない現場のスペシャリストが、新たな製品に挑み続ける。
1966年に創業した東北パイオニア株式会社は、車載製品を中心として様々な製品を世に届けてきました。
その実績を活かし、ODM/EMSビジネスを提供する事業部として2019年に独立したのが
「ものづくりソリューション事業部」です。そこで働く社員をご紹介致します。
Vol.3
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
営業部 営業二課 Specialist
高橋 博之
<経歴>
2005年入社
OLED(有機EL)ディスプレイモジュール設計担当。
2009年~
営業技術部門へ異動。その後営業部門へ。
2013年~
新規事業推進室にて新規事業の立ち上げに関わる。
2017年~
事業企画部門にてODM/EMS事業の立ち上げに携わる。
2019年~
現職。ものづくりソリューション事業の営業を担当。
常に意識しているのは“後悔しない選択をすること”
新規事業の立ち上げという挑戦
「自分はいつも新しいことにアンテナを張っているタイプです。色々なことに関わりたい気持ちが人一倍強いと思います。そして普段の生活でも仕事でも、後悔しない選択をし続けたいと思っています。」
2013年、東北パイオニアは会社の将来を見据え、売上を拡大するために新しい部署を創設した。それが新規事業推進室だ。「自分が思い描いている仕事をここでやりたい」と直感的に感じた高橋は、自ら手を挙げたのだった。
「新規事業の立ち上げは具体的な商品が何もないところからスタートします。東北パイオニアが持っている技術力、対応力、経験、それらをどうやって新しい事業へと結び付ければよいのか?新しいアイディアの検証を重ねる傍らで模索を続けていました。」
そんな日々の中、高橋は“ODM/EMS”という事業が東北パイオニアに合っているのではないか?と考えるようになる。技術力・対応力・経験という強みの全てを生かすことのできる事業。高橋が頭の中で思い描いていたその事業は、やがて誕生する新しい事業部へと繋がっていった。
新しい事業での試行錯誤の連続
人柄と熱意がお客様の心を動かす
新規事業推進室を経験した後、高橋はODM/EMS事業の立ち上げに向けて新しい部門へと異動する。それこそがものづくりソリューション事業部の前身となる部門であった。そこで真っ先に取り組んだのは、参入する業界の見極めだった。
「ODM/EMS事業を始めるうえで、熟慮を重ね、どの業界に参入するかを多様な視点から調査・検討しました。私がその中で着目したのが医療分野です。参入の障壁が高く、且つ成長市場。軌道に乗るまで時間はかかるものの、実績を重ねればやがて基幹事業へと育つはずだと考えました。当時、医療分野との繋がりがほとんど無かった私たちは、医療機器に関する知識を習得したり、展示会等で顧客とのネットワークを構築したりと、地道な営業活動を開始しました。」
医療分野へターゲットを絞って活動を続けていくと、少しずつ引合もいただけるようになっていった。そんな時期、ある医療分野のビジネス獲得に至る。その知らせは高橋にとって“喜び”でもあり“驚き”でもあった。医療分野への参入に向けてひたすらに取り組んできた。とは言え、なぜ実績の少ない東北パイオニアを選んでくださったのか。お客様へ選定の理由を聞いてみると、意外な答えが返ってきた。
『あなた達のような会社と、一緒に仕事をしたいと思ったからです』
高橋の熱意が人の心を動かした瞬間だった。ODM/EMSという分野において、その製品の生産実績を持つ企業が優位であることは確かだ。しかしそれだけではない。お客様に「この人たちだったら助けてくれる、この人たちだから一緒に働きたい」と感じていただけることも、目に見えない魅力と言えるのではないだろうか。
これからもお客様と共に
新たな分野に挑んでいきたい
営業として働く上で高橋が大切にしていることが二つある。一つは、お客様に寄り添うこと。もう一つは、困り事を解決するためのソリューションを共に考え、提案すること。だからこそ、お客様からの信頼も厚い。
「困り事を伺うと、東北パイオニアがお手伝いできる部分とできない部分が分かります。それを明確にお伝えした上で、できない部分はこれまで培ってきた経験と、構築してきた他社との繋がりを活用し、パートナーも含めた協力体制でお客様をサポートします。それぞれの強みを生かしたビジネスこそが、互いにとって最大限の結果をもたらすと思うのです。」
“ベストパートナーとして、お客様に寄り添う。”
お客様の困り事に耳を傾けながら、新たな領域への挑戦は続く。
1966年に創業した東北パイオニア株式会社は、車載製品を中心として様々な製品を世に届けてきました。
その実績を活かし、ODM/EMSビジネスを提供する事業部として2019年に独立したのが
「ものづくりソリューション事業部」です。そこで働く社員をご紹介致します。
Vol.4
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
技術部 技術一課
<経歴>
2002年入社
CDメカニズム/カップホルダーメカニズムの電気設計を担当
2012年~
車載ナビゲーションの電気設計を担当
2016年~
ヘッドアップディスプレイ駆動メカニズムのプロジェクトリーダー
2019年~
福祉機器向け操作ユニットODMのプロジェクトリーダー
ヘッドアップディスプレイのメカニズム開発
VE*提案も受け入れられ、順調なスタート
欧州を中心に搭載が進むヘッドアップディスプレイ。車の安全性が求められる今、市場は拡大を続けている。東北パイオニアはヘッドアップディスプレイ駆動メカニズム (ディスプレイの展開/格納を行う) を供給するサプライヤーとして、海外メーカーからの受注をいくつも獲得してきた。その中の重要な案件においてプロジェクトリーダーを担ったのが會田だった。
「お客様はヘッドアップディスプレイの量産経験を持つ、大手メーカーでした。東北パイオニアは、ヘッドアップディスプレイの駆動メカニズムを開発した経験を活かし “DCモータを活用したコストダウン提案” を行い、お客様からの合意を得ていました。順調なスタートだったと思います。」
DCモータを活用することで関連部品のコストを7割ほど削減できる見立てとなる。お客様はステッピングモータを使った開発は経験していたものの、DCモータは初めてのこと。會田はDCモータの扱いについて、お客様へ丁寧に説明を行った。
* VE:Value Engineeringの略
DCモータを活用したコストダウンについて詳細はこちらからご覧いただけます。
エンジニアとして
未経験領域の検証に挑む
開発を始めて数か月が経過したころ、お客様からモータの仕様を変えてほしいと要求が入る。お客様の製品コストダウンを目的として、部品点数を減らすべく『駆動メカニズムに車のバッテリーから “直接” 電源を供給したい』との内容だった。
「お客様の目指すことは理解できました。しかし、私たちが想定していた入力電圧は6~7ボルトだったのに対し、要求されたのは7~18ボルト。非常に広い範囲で要求仕様を満たす必要があることを意味します。これまでに経験したことのないレベルでした。だからこそ、しっかり検証してみたいと思いました。」
會田は早速、モータメーカーとのやり取りを開始した。広範囲の電圧に対応するモータを作ることは可能だと分かったが、完全カスタム仕様が前提となる。それでは製品のターゲットコストを大きく上回ってしまうばかりか、ほぼ完成に近づいていた仕様を一から見直さねばならないと判明したのだ。日程が遅れれば、車両メーカーの開発にも影響を及ぼすことになる。
プロジェクトリーダーとして
常に全体最適を考える
「プロジェクト全体を考えた結果、モータの仕様を変更するのが現実的ではないと、お客様へ説明することに決めました。それがベストだと考えました。」
新しい開発の可能性を追いかけるエンジニアとしては苦渋の選択だったが、プロジェクトリーダーとして全体を配慮しての対応だった。會田は、お客様が納得できるようプロジェクトチーム一丸となって検証データの整理を進めた。海外のお客様だったため、英語でのコミュニケーションが必須となる。情報を的確にお伝えするべく、図やグラフを用いた分かりやすい資料を準備した。
「チームでまとめた資料を使い、お客様に状況を説明しました。モータの仕様を変えることによる製品仕様の変更ボリュームや日程感をお客様も理解してくださり、モータの仕様は変えずに開発を進めるということでご納得いただけました。」
お客様からの要求仕様を実現することは、供給側にとって重要なミッションだ。しかしプロジェクトリーダーである會田には、一つひとつの要求を実現することだけではなく、プロジェクト全体のコントロールも求められている。
「お客様からの要求が、革新的な技術の開発に繋がる可能性は大いにあります。だからこそ難しいと思われる要求も前向きに検証する姿勢は大切にしています。それと同時に、プロジェクト全体を見渡した時に “要求に応えることはできない” と判断した場合は、お客様にご納得いただける説明を行うこともリーダーとしてのミッションだと思うのです。」
“新しい可能性も模索しながら、プロジェクトの全体最適を実現する”
エンジニアとしての初心を忘れずに、プロジェクトリーダーの挑戦は続く。
1966年に創業した東北パイオニア株式会社は、車載製品を中心として様々な製品を世に届けてきました。
その実績を活かし、ODM/EMSビジネスを提供する事業部として2019年に独立したのが
「ものづくりソリューション事業部」です。そこで働く社員をご紹介致します。
Vol.5
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
技術部 技術一課
鈴木 聡
<経歴>
2000年入社
生産技術部にて、インダッシュCDチェンジャーメカニズムを担当
2005年~
技術部にて、カーナビの駆動メカニズムの機構設計の開発メンバー
2017年~
ヘッドアップディスプレイ駆動メカニズムの開発メンバー
2019年~
現職において、ODM案件の機構設計の開発メンバー
量産の現場を経験したのち
念願の機構設計者に
大学で機械工学を専攻した鈴木は、機構設計がしたいという思いから東北パイオニアに入社した。まず最初に配属されたのは、生産技術部門だった。
「私が入社した当時、インダッシュのCDチェンジャーメカニズムの量産が始まったばかりでした。6枚のCDを縦5センチの1dinサイズに収納し、
その狭い空間の中でディスクを入れ替え/再生する機構であり、0.01ミリ台のズレも許されないメカニズムです。しかも振動する車の中で実現する必要があるという、生産に携わる者として非常にプレッシャーを感じるものでした。当時を振り返ると、現場の苦労を知るうえで本当に貴重な経験だったと感じます。」
「私が入社した当時、インダッシュのCDチェンジャーメカニズムの量産が始まったばかりでした。6枚のCDを縦5センチの1dinサイズに収納し、その狭い空間の中でディスクを入れ替え/再生する機構であり、0.01ミリ台のズレも許されないメカニズムです。しかも振動する車の中で実現する必要があるという、生産に携わる者として非常にプレッシャーを感じるものでした。当時を振り返ると、現場の苦労を知るうえで本当に貴重な経験だったと感じます。」
その後、技術部門への異動となった鈴木は、念願の機構設計ができることに。そこで担当したのはカーナビのモニターを駆動させるためのメカニズムだった。ディスクを出し入れするためにモニターをスライドさせたり、傾きを調整したりと重要な機能を持つメカニズムで、現在もパイオニア製カーナビの多くに搭載されている。
「機構設計ができることが純粋に嬉しかったです。実際、自分が設計したメカニズムが搭載された製品が量販店に並んでいるのを目にした時には興奮しましたし、改めて責任も感じました。」
東北芸術工科大学 × 東北パイオニア
産学共創プロジェクト
“WAN”
大学生の卒業制作をお手伝い
そこで得た設計者としての原動力
2014年、設計者として駆動メカニズムを担当していた鈴木に上司から声がかかる。
「『県内の大学生との産学共創プロジェクトに協力してもらえないだろうか?』という打診を受けました。デザインの勉強をしている学生の姿から刺激をもらえるのではないかという期待感と、製作に向けてひたむきに頑張っている人の力になりたいという思いから参加を決めました。」
鈴木が関わったのは “WAN” という独特の形状をしたBluetoothスピーカーだった。操作ボタンがなく、指で大型リングセンサをなぞることで多彩な操作が可能となる。デザイン案をベースに、学生の想いを形にしたいという一心で取り組んだ。
「学生の思い描いたものが実際に完成し、学生から感謝の言葉をもらったときの喜びが忘れられません。パイオニア社内で設計業務をメインに担当してきた私にとって、“自分が設計した製品を手にした人の声” を直に聞くことができたのは初めてのことでした。その時の嬉しさが、今も私が働くうえでの原動力になっています。」
新しい生活様式において
社会に貢献できる製品を生み出したい
人との接触は制限され、気心の知れた仲間で集まる機会も減り、新しい生活様式が世の中に浸透してきている。できなくなったことを数えていてはキリがない。鈴木は前を向き、先を見据え“今できること” を考え続けている。
「New Normalの生活に慣れてきた今、改めて考えたときに『不便だなぁ』と感じることが見え始めていると思います。生活様式が変われば、生活を豊かにしてくれるアイテムも変わり、そこに企業として社会に貢献するチャンスがあると思うのです。私も企業で働く一員として、多くの人たちの生活を豊かにする製品を生み出すことができればと考えています。」
ものづくりソリューション事業部の設計者として、鈴木は今、まだ世の中に存在しない製品の設計に携わっている。学生との交流から得た原動力で、世界中の誰もが笑顔になるような製品をカタチにしてくれるに違いない。
“今までとは違う生活様式において、誰もが笑顔になるような製品を生み出したい”
まだ世の中にない製品を届けるために、設計者の挑戦は続く。
1966年に創業した東北パイオニア株式会社は、車載製品を中心として様々な製品を世に届けてきました。
その実績を活かし、ODM/EMSビジネスを提供する事業部として2019年に独立したのが
「ものづくりソリューション事業部」です。そこで働く社員をご紹介致します。
Vol.6
東北パイオニア株式会社
外販事業統括部
ものづくりソリューション事業部
生産部 生産課
松田 智
<経歴>
2009年入社
生産技術部にて、CD/DVDメカモジュールの生産設備/治具設計を担当
2018年~
新規事業メンバーとして、医療系大型装置の量産設計業務を担当
2019年~
現職において、医療系大型装置の量産設計を担当する傍ら生産技術業務も開始
「製造現場の人こそがお客様」
設備や治具で現場を支えるエンジニア
学生の頃から機械が好きだったと語る松田が、入社後すぐに配属されたのは生産技術部門だった。
「製造現場で効率よく量産を行うためには、生産設備や治具が重要な役割を担います。私が入社したのはCDメカモジュールの新機種を立ち上げるタイミングでした。ベテランの先輩方に教わりながら、各生産工程で使用する小型の治具から大型設備まで、様々な設計・作製業務を経験しました。」
ボンド塗布自動機やねじ締め自動機、潤滑剤塗布自動機など、松田が関わってきた設備の数々は、今もタイ工場で量産を支えている。高精度を求められる生産工程において、ミス無く毎日2万台を組み立てるには自動化は欠かせない。自動機や設備を作る中で、達成感や喜びを感じる瞬間を尋ねた。
「設備を作るときは “製造現場で働く人” が私のお客様になります。自分が携わった設備を工場に導入し、それを使う製造現場の人が驚き、喜ぶ姿をみるときが1番嬉しいです。現地の言葉が分からない私でも、彼らの表情や様子から『良いのを作ってくれたね!』と言ってもらえているようで達成感を感じました。」
自分が作った設備に対する製造現場の反応が、松田にとってお客様を意識するきっかけとなっていった。
メカモジュールの設備設計で培った経験を
大型装置のEMSで発揮
約8年間、量産の設備設計/治具設計に携わった松田を待っていたのは、事業の大きな転換期だった。スマートフォンや音楽配信サービスの普及と共に、車でCDを聴く人は減少傾向にある。車内で必要とされるデバイスも変化を余儀なくされた。
「私もメカモジュール以外の新規事業に取り組むチームの一員となり、営業メンバーと共に大型装置のEMS先を検討されていたお客様の工場を訪
ねました。そこで目にした装置のサイズ感は、家庭用の冷蔵庫や自動販売機ほど。それまで関わってきたメカモジュールと比べ物にならないくらい大きな製品でした。」
「私もメカモジュール以外の新規事業に取り組むチームの一員となり、営業メンバーと共に大型装置のEMS先を検討されていたお客様の工場を訪ねました。そこで目にした装置のサイズ感は、家庭用の冷蔵庫や自動販売機ほど。それまで関わってきたメカモジュールと比べ物にならないくらい大きな製品でした。」
新たに取り組む製品は、これまで量産してきた製品に比べ、部品サイズも部品点数も全く異なる。量産するにあたっては、部品のハンドリングも変わることから製造現場での教育も必要になる。社内でも “本当にうちで対応できるんだろうか?” と不安の声が上がっていた。しかし、松田は前向きだった。
「これは、大型の生産設備製作に関わってきた自分の経験を活かすチャンスだと思いました。これまで扱ってきた設備においても、大型の装置はいくつかありました。社内での量産化という意味では初めてのことなので課題は出てくるはずですが、お客様と協業することで対応できるのではないかと考えました。」
新しいジャンルの製品にもそれまでの経験を活かせると考えた松田は、前向きに取り組みを開始したのだった。
お客様とのVE*の取り組みにより
量産化までの流れをサポート
お客様との打合せを重ねる中、量産に向けたVE取り組みも共同で行いたいとご提案をいただいた。それまで製造現場の人たちをお客様と思って働いていた松田にとって、働く姿勢は同じだったが、非常に刺激的なことだった。
「社外の方の発想をお聞きする機会が無かったので、とても新鮮でした。お互いにお互いの経験からアイディアを出し合って取り組む中で“製造現場の人にも、お客様にも、喜んでもらえる製品を届けたい”使う人が喜ぶ姿を力に、若きプロフェッショナルの挑戦は続く。『東北パイオニアに期待してもらっている。その期待にしっかり応えられる製品を作りたい』という気持ちが強くなっていきました。」
お客様と共同で数々のVE案を検討した。その中でいくつかの実現した事例を挙げる。
例1)部品点数を減らすために、装置の中のレイアウト変更や、複数部品の機能を1部品に集約する設計変更
例2)作業工数低減を狙い、部品の作りやすさ・製品の組み立てやすさを追求した設計変更
例3)部品単価を低減するために、高スペック部品を適正なスペックに見直す設計変更
この他にも多くの項目の協議を重ね、量産性見込める段階までコストダウンを実現したのだった。お客様からも「今後の製品開発にも協力してほしい」とコメントをいただいた。その後は何度も試作を重ね、いよいよ2021年から量産がスタートする。
「これからは量産を成功させるための “生産技術業務” に力を入れていきたいです。製造現場の人から喜んでもらえたときを思い出し、お客様にご納得いただける製品を届けられるように取り組んでいきます。」
* VE:Value Engineeringの略
“製造現場の人にも、お客様にも、喜んでもらえる製品を届けたい”
使う人が喜ぶ姿を力に、若きプロフェッショナルの挑戦は続く。
はい、可能です。お客様のニーズに合わせて臨機応変に対応させていただきます。
一からの製作になる場合、試作品を引き継ぐ場合など内容により大きく異なりますので、まずはご相談ください。
外観デザインは基本的にお客様の方で考案いただき、それを東北パイオニアにて具現化する流れとなります。
3Dモデル等があればスムーズに対応できます。
東北パイオニアの技術で対応できるものもあると思います。ぜひお問い合わせください。
アプリ開発を得意とするパートナー企業と共同で対応しております。
東北パイオニアが得意とするのはアプリと接続される機器の開発や製造となります。
お客様側でアプリ開発をされる場合は、機器側からのインターフェース仕様をご提案することが可能です。
状況によって検討いたします。まずはご相談ください。
現行製品の設計仕様書をご提示いただければ、検討可能です。
機構/電気/ソフトウェア技術者でベストな方法を考案し、製品仕様へ反映いたします。
定期ミーティングにて状況を報告いたします。
また、重要判断ポイントではお客様とのレビューを行った上で進めます。
様々なケースがありますが、一般的には市販のマイコンボードや無線モジュール等、入手しやすく費用が安いものを使って検討を進めます。構造部品は、自社内にある3Dプリンタや簡易切削機を使って部品を作製し、マイコンボードや自作回路と組み合わせて検討します。
CLOSE
こちらではこれまで 受託してきた製品の実績 についてご紹介します。
どんな製品があるのか、ワクワクします!
OEM
車載
ヘッドアップディスプレイ駆動モジュール
受託例①
受託例②
車載向けの製品として、複数のお客様への
供給実績があります。動画もぜひご覧ください。
▶ 対応内容
▶ 生産地
タイ(アユタヤ)
ODM
福祉機器
操作ユニット(屋外用)
車載製品の量産で培ったノウハウを、
新しい製品の開発に活かすことが可能です。
▶ 対応内容
▶ 生産地
米沢事業所
タイ(アユタヤ)
EMS
医療機器
低温混合ガス滅菌装置(医療機器クラスⅡ)
医療機器製造業許可を取得しております。
医療機器のEMSに関し、お気軽にお問い合わせ
ください。
▶ 対応内容
▶ 生産地
米沢事業所
EMS
産業機器
産業用ドローン
弊社内での工程設計、
及び作業手順書の作成も可能です。
▶ 対応内容
▶ 生産地
米沢事業所
OEM向け 自社製品向け
車載
DISCメカモジュール
DISCメカモジュールの部品は100点を超えます。
その一点一点の形状、機能を管理し量産してきた
実績が強みです。
▶ 対応内容
▶ 生産地
タイ(アユタヤ)
車載製品の実績が、様々な分野に活きているのですね!
そうなんです。このほか、受託対応製品や独自開発製品についてもご紹介しています。
そちらもぜひご覧ください。
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こちらでは 受託可能な製品の一例を紹介します。
どんな製品をお願いできるか、知りたいです。
EMS可能です
AGV(Automated guided vehicle:無人搬送車)
長年のメカトロ技術で培った“動き”のノウハウを、
AGVの生産に活かしたいと考えています。
▶ 対応できること
▶ 生産地
数量や仕様に応じて国内/海外拠点を選択できます。
国内:米沢事業所
海外:タイ(アユタヤ)
ODM/EMS可能です
センサー付きビーコン
屋外で使用する場合でも、製品の防水・防塵設計、
低消費電力の設計が可能です。
▶ 対応できること
▶ 生産地
数量や仕様に応じて国内/海外拠点を選択できます。
国内:米沢事業所
海外:タイ(アユタヤ)
ODM/EMS可能です
OLEDディスプレイ搭載の小型電子機器
小型電子機器にマッチした表示デバイスである
OLEDは、様々な機器に採用されています。
▶ 対応できること
自社でOLED事業も行っていることから、
設計~開発~サンプル生産~量産まで
スピーディーな対応が可能です。
▶ 生産地
国内:米沢事業所
※数量や性能によっては海外生産も可能です。
車載製品やメカトロ技術を応用した製品が得意なんですね。
この他にも受託対応製品はたくさんありますよ。
以下、参考までにこれまでお問合せいただいた案件の一例を記載しています。
東北パイオニアでの
ODM/EMS受託対応製品
※あくまでも一例となります。
▶ 車載機器
▶ 医療機器
▶ 産業機器
▶ 民生機器
こ、こんなに~?!
幅広い分野について対応できることが良く分かりました。
ここに書いていないものでも、東北パイオニアの技術を活用することで
実現できる製品はたくさんあると思います。
どうぞお気軽にご相談、お問い合わせくださいね。
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こちらでは 独自開発製品 についてご紹介します。
ODM/EMSだけじゃないのですね。
独自開発
手指衛生モニタリングシステム
病院に設置されている消毒液の使用量や使用頻度をデジタルに管理できるようにと開発しました。
医療研究機関のニーズから生まれた、医療現場の業務改善システムです。
独自開発
ボイスゴニオ(読み上げる学習サポート教材)
やまがたNEXTプロジェクト(山形県内企業3社による合同プロジェクト)に参画し、
山形県立山形盲学校のご協力のもと開発され、さまざまな実証実験を経て製品化されました。
医療現場や学習教材に関わる開発も行っているとは、驚きました。
東北パイオニアの技術力をこのように様々な製品に活かしていければと考えています。
「一緒に開発したい」といったご相談もお待ちしています。
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こちらでは ものづくりソリューション事業の顔となる
営業メンバー についてご紹介します。
営業の人たちはどこにいるんですか?
日本とタイの両拠点に、営業のエキスパートがいます。
ここではその中から4名をご紹介しますね。
どんな人たちなんだろう~?
まずは、山形県米沢市で働く二人のご紹介です。
一人目はこちら!
東北パイオニア(株)
外販事業統括部 営業部
高橋 正和
趣味:
好きなスポーツ:
休日の過ごし方:
好きな食べ物:
趣味:
秘湯巡り
好きなスポーツ:
サッカー
休日の過ごし方:
散策
好きな食べ物:
味噌ラーメン
東北パイオニアに入社後、CDメカモジュールの電気設計を10年以上担当。
2013年にはパイオニア本社でカーナビ製品の電気回路設計のプロジェクトリーダーを
経験。
2016年からはODM/EMS製品の営業担当となり、特に自動車関連メーカー様との商談
経験が豊富。
お客様の声に耳を傾け、それを具現化する、動物に例えるなら イルカ のようなコミュ
ニケーション能力をもつ営業隊長です。
続いて、二人目をご紹介します。
東北パイオニア(株)
外販事業統括部 営業部
高橋 博之
趣味:
好きなスポーツ:
休日の過ごし方:
好きな食べ物:
趣味:
トレイルランニング
好きなスポーツ:
バドミントン
休日の過ごし方:
ランニング・家庭菜園
好きな食べ物:
どんどん焼き
OLED(有機EL)ディスプレイモジュールの設計を担当し、その後、営業部門へ。
新規事業の立ち上げを経て、ODM/EMS事業の立ち上げを経験。
2017年からはODM/EMSの営業担当として活動しており、医療機器メーカー様との商談
経験が豊富。
また、営業経験が長いことから様々な分野において人脈を広げています。
人とは違った視点から物事を観察する、動物に例えるなら クジャク系の営業マンです。
技術のことも良く分かる営業担当さんなのですね!
そうなんです。だからお客様の困り事により深く寄り添うことができるんです。
続いて、海外の営業担当としてタイで働く二人を紹介しますね。
一人目はこちらです。
TOHOKU PIONEER (THAILAND) CO., LTD.
梅津 康志
趣味:
好きなスポーツ:
休日の過ごし方:
好きな食べ物:
趣味:
サウナ、温泉
好きなスポーツ:
バスケットボール
休日の過ごし方:
タイではゴルフ、日本では家族とドライブ
好きな食べ物:
芋煮、ラーメン、プーパッポンカリー
カセット/CD/DVDメカモジュール関連の設計を10年以上経験。
その後は技術営業としてヨーロッパに駐在し、顧客の技術窓口を5年以上務める。
日本に戻ると、次はタイへ赴任。タイでは技術部門を統括する駐在員として活躍して
います。
寒い地域でも温かい地域でも様々な言語を操る彼の姿は、動物に例えると ラクダ の
よう。
類を見ない適応能力で、新製品の導入にも柔軟な対応が梅津さんの魅力です。
続いて、二人目をご紹介します。
TOHOKU PIONEER (THAILAND) CO., LTD.
ジャカポン (Jakkrapong)
趣味:
好きなスポーツ:
休日の過ごし方:
好きな食べ物:
趣味:
写真
好きなスポーツ:
卓球
休日の過ごし方:
家族と料理をする、水上マーケットに行く
好きな食べ物:
ソムタム(パパイヤサラダ)、寿司
2006年より生産技術の担当としてタイ工場で勤務。
2014年からは技術部門にて経験を積み、2019年に新規ビジネス創出を担当する部門に
異動。
ほほえみの国であるタイを代表するほんわかした優しい笑顔が魅力のジャカポンさん。
その忍耐力のある性格と仕事に臨む真面目な姿勢は、動物に例えるなら 犬 のよう。
お客様の要求に誠実に応えるセールスエンジニアです。
個性豊かで、経験豊富なメンバーがそろっていますね。
設計/製造に関してお困りの際は、お気軽にお問い合わせくださいね。
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こちらでは ものづくりソリューション事業の 製品設計 についてご紹介します。
「設計から製造までの委託(ODM)」をお考えの方は、ぜひご覧ください。
製品設計からお願いできるのですね。
お客様のご希望に応じて、以下の どのステップからでも対応可能です。
おすすめ開始ステップ | お客様の開発・設計状況 |
---|---|
初期検討ステップ |
・製品の企画はあるが、仕様がないお客様 ・製品の実現性を検証したいお客様 |
基本設計ステップ |
・製品の仕様はあるが、設計未着手のお客様 ・手元にある試作品の完成度を見極めたいお客様 |
量産設計ステップ |
・評価は完了しており、量産化を進めたいお客様 ・量産性を検証したいお客様 |
早く知りたいです。さっそく見てみます!
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こちらでは 製品設計の 初期検討ステップ についてご紹介します。
製品化の一番初めのステップですね。
まだ、漠然とした製品イメージしかないのですが、大丈夫ですか?
ご安心ください。イメージだけでも大丈夫です。
お客様が考えている内容をお聞きし、製品仕様書の案を作成します。
それは助かります!
でも、具体的なイメージができあがると、成立性に不安が出てきました…。
難易度が高そうな部分や、「こんな機能って本当に実現できるの?」といった
部分については、実際にモノを使って評価する 「成立性検討」の実施をご提案
しております。
いきなり試作をして失敗、ということが無くなるので安心ですね。
外観モックアップを作製したり、製品の主要機能を盛り込み、
実際に使っていただける「原理試作」を行ったりすることも可能です。
初期検討ステップの詳細については下のQ&Aをご覧ください。
様々なケースがありますが、一般的には市販のマイコンボードや無線モジュール等、入手しやすく費用が安いものを使って検討を進めます。構造部品は、自社内にある3Dプリンタや簡易切削機を使って部品を作製し、マイコンボードや自作回路と組み合わせて検討します。
現行製品の設計仕様書をご提示いただければ、検討可能です。
機構/電気/ソフトウェア技術者でベストな方法を考案し、製品仕様へ反映いたします。
外観デザインは基本的にお客様の方で考案いただき、それを東北パイオニアにて具現化する流れとなります。
3Dモデル等があればスムーズに対応できます。
東北パイオニアの技術で対応できるものもあると思います。ぜひお問い合わせください。
こちらでは 製品設計の 基本設計 についてご紹介します。
製品仕様がしっかり固まっていれば、
このステップからお願いすることもできるのですね!
いろんな分野の技術があるんですね。
これらを組み合わせて、何か面白いことができそうな気がします。
独自の技術としては、例えば…
この技術に関する資料が無料でダウンロードできます。
資料ダウンロードフォームからぜひご覧ください。
…このように、何かを「動かしたい」「押したい」「開け閉めしたい」などの機構技術は
東北パイオニアの得意分野です。ぜひご相談ください!
おおっ!動きモノが得意なんですね。
小型ロボットなんかも作れちゃいそうですね!
小型ロボットの駆動ムービーはこちら
時代を先取りしていたのですね!
設計品質についても知りたいです。
初期段階からFMEAなどのQCツールを使用して品質を作りこんでいきます。
東北パイオニアは 「初期段階から量産を見すえた設計ができる」 ところを
強みとしています!
すばらしい!ぜひうちの製品もお願いしたいです。
はい、可能です。お客様のニーズに合わせて臨機応変に対応させていただきます。
一からの製作になる場合、試作品を引き継ぐ場合など内容により大きく異なりますので、
まずはご相談ください。
東北パイオニアにて受託後、定期ミーティング等にて状況を報告いたします。
また、重要判断ポイントではお客様とのレビューを行った上で進めます。
アプリ開発を得意とするパートナー企業と共同で対応しております。
東北パイオニアが得意とするのはアプリと接続される機器の開発や製造となります。
お客様側でアプリ開発をされる場合は、機器側からのインターフェース仕様をご提案することが可能です。
こちらでは 設計プロセスの 量産設計ステップ についてご紹介します。
既に評価を完了している製品でも、
このステップからお願いすることもできるのですね!
そうなんです!量産設計は弊社が最も得意とするところです。
「この製品は問題なく量産できる」といえる状態まで、検証を行います。
なるほど、量産設計が得意分野なのですね!
製品設計だけでなく、工程設計や治工具設計、
検査機の開発などもお願いできるのですか?
はい、できます!
製品設計チームと工程設計チームが一緒に開発を進めることで、量産設計の効率や品質
アップに繋がります。
「作ってみてから」ではなく「設計時点で」確認することで、時間や費用を削減するこ
とができます。
製品だけでなく、その付属品や包装材などもお願いできるのでしょうか?
もちろんです。東北パイオニアでも対応いたします。
それはありがたい!
別々に手配すると、手間がかかるんですよね。
モノだけではなく、例えばBluetoothやWiFiなどの認証取得についても、
協力企業と共に対応が可能です。
おお!ぜひ量産設計も依頼させてください!
こちらでは 設計プロセスの 製品評価 についてご紹介します。
ここだけ、名前に「ステップ」が付いていないのですね?
そうなんです。
評価は、これまで説明した3つのステップの全てで行われるものとなります。
なるほど!どのような評価を行うのですか?
製品が設計仕様の性能を満足しているか、各種環境下での信頼性は大丈夫か、などを
試験で確認します。
評価の具体的な内容はどのように決めていくのですか?
製品仕様を作成する段階で、評価項目・評価条件・判定基準を同時に検討します。
これらは製品の分野によって大きく変わってくるので、経験や実績、信頼性工学
などの知識が必要です。
東北パイオニアが得意としていることの1つなんですよ。
頼もしいです。いい製品ができるような気がしてきました!
評価装置はどんなものがありますか?
以下のような設備があります。(こちらに掲載しているのは一例です。)
分析装置も充実しており、現象の真因追究などをスピーディに行うことができます。
「品質保証」のページに写真も含めて掲載しています。ぜひご覧ください。
また、近隣に工業試験場や認証済みEMC測定サイトをもつ協力企業もありますので
対応可能です。
評価体制もしっかりしているので、安心して任せられますね!
こちらでは ものづくりソリューション事業の
調達 についてご紹介します。
調達の拠点はどこにありますか?
ものづくりソリューション事業の調達部門は、米沢事業所の中にあります。
また、タイ工場には調達部門、香港にはIPO※拠点があり、中国の部品調達も可能ですよ。
International Procurement Office
グローバル調達が確立されているんですね。
そうなんです!製品に見合った規格、数量、をみて最適調達ができる体制となっています。
他にも、仕入先開拓、取引契約、発注管理、価格管理、原価低減活動、納期管理、
品質管理、検収支払管理、仕入先管理、リスク管理、購買業務規程の整備など
幅広い仕事を行っています。
す、すごいですね~。
ここからは 国内の調達 について具体的にご紹介しますね。
機構、電気部品を国内・海外の取引先から購入しています。
小さなネジから、1mを超える大きな板金部品まで様々な部品があります。
また、基板や電子部品の調達も問題なく可能です。
ご要望があれば、部品検定も対応しますよ。
幅広く調達できて、部品検定もOKだなんて。
数多くあるサプライヤーの中から、製品に求められるスペックや仕様を満たす部品を、
より低コストかつ安定的に調達できるサプライヤーを選ぶ力量も兼ね備えています。
高いスキルと経験があるんですね。
ちなみに、取引先管理の仕組みはあるのですか?
取引先の管理は「調達管理規定」に基づいて、監視と記録を実施していますよ。
規定や手引書などのシステムに基づきパートナーシップを構築しています。
しっかりとしたシステムで管理されていることがよくわかりました!
また、環境への取り組みにも力を入れているんです。
地球環境保護に積極的に取り組んでいる取引先から環境負荷の少ない部品・製品を
購入するために、グリーン調達基準書を定めています。
環境マネジメント システム認証取得状況や法令遵守状況などをグリーンスコアとして
評価し、結果が優良な取引先から優先的に調達を進めています。
地球の未来を考えた部品調達をしているんだ。
他にも、紛争地域で人権侵害や環境破壊、汚職など
不正に関わる組織の資金源となっている紛争鉱物については、
「紛争鉱物ガイダンス」に沿った取り組みを行っています。
CSR※にもしっかり取り組んでいるんですね。
国内での調達についてよくわかりました!
次は海外の調達についても教えてもらえますか?
Corporate Social Responsibility
はい!ここからは ものづくりソリューション事業の
海外の調達 についてご紹介します。
ものづくりソリューション事業の海外調達はタイ工場の中にあり、
経験豊富な調達専門の日本人と現地スタッフが調達業務に携わっています。
また、香港にもIPO※拠点があり、中国の部品調達も可能です。
International Procurement Office
日本人もいるなら安心ですね。
タイ国内の調達はもちろん、中国やベトナムの部品も調達することができる
体制となっているんです。
す、すごいですね~。
調達可能部品は機構部品、基板や電子部品など多種多様に対応しています。
対応力はご期待に沿える体制となっていますのでご安心ください。
体制も確立されているので安心!
数多くあるサプライヤーの中から、製品に求められるスペックや仕様を満たす部品を
より低コストかつ安定的に調達できるサプライヤーを選ぶ力量も兼ね備えています。
むむっ!頼もしいですね。
国内調達でご紹介しました環境や紛争鉱物への取り組みは、
日本と同じシステムがあり、運用しています。
ご安心ください。
日本と全く同じスキルとリソースがあるんですね。
海外調達についてもよくわかりました。
CLOSE
こちらでは ものづくりソリューション事業の
部品生産 についてご紹介します。
えっ、部品も生産しているんですか。
そうです! タイ工場で板金プレス部品、プラスチック射出成形部品を生産しています。
部品はタイ工場で使用するものが多いですが、日本へ輸入し、米沢事業所で使用している
実績もあるんです。
部品からの一貫生産は強みですね!
部品の外部販売にも力を入れて活動しており、
これまでの実績でお客様からはQCD(品質、価格、納期)に高い評価を頂いています。
納入事例としては、このようなものがあります。
・車載製品用筐体(板金プレス部品/タイ国内向け)
・電子機器用外装部品(プラスチック部品/日本向け)
・車載用電子機器外観部品(プラスチック部品/日本向け) 等
どんな形の部品を生産できるのですか?
プラスチック部品は日系メーカーの射出成形機を3トン~280トンまで19台保有しており、
メカニカル精密部品から外観部品まで、各種サイズの部品生産ができます。
写真を見ると、複雑な形状の部品が多いですね。
複雑である理由は、一つの部品に複数の機能を持たせているからなんです。
このような部品でも品質には自信がありますよ。
さまざまな機能が詰まっている部品なのですね!
板金プレス部品についても知りたいです。
板金プレス部品は日系メーカーの順送プレス機を80トン~250トンサイズで12台保有して
おり、大量生産が可能です。
頼もしいですね~!
とても複雑な形の部品でも、0.01mm単位での寸法精度、
大量生産でも安定した品質を維持できています。
それは、金型も自社で開発・メンテナンスできるところが大きいですね。
むむっ。金型もできるんですか?!
はい! 金型の開発から製作、メンテナンスまで
自社の経験豊富なエンジニアたちが対応しています。
金型生産には設備も必要ですよね?
設備も揃っていますね!
他にも自社で金型製作ができるメリットはありますか?
金型~部品生産まで一貫して自社内で行えることで、
価格、納期にもメリットを出すことができます。
また、お客様からの急なご要望にもスピーディーに対応できることもメリットの一つです。
金型/部品生産にも、ノウハウがぎっしり詰まっているんですね。
そうなんです!
金型、部品を自社で生産できることにより、
組み立て製品の機能や品質を維持することにも繋がっています。
「高性能の設備 × 設備を使いこなすスキルを持ったエンジニアたち」が、
東北パイオニアの強みの一つだと考えています。
CLOSE
こちらでは ものづくりソリューション事業の 国内生産 についてご紹介します。
東北パイオニアは山形県に 天童事業所 と 米沢事業所 があり、
ものづくりソリューション事業は 米沢事業所 を拠点に生産を行っております。
私のふるさと、山形県の米沢で生産をしているんですね!
どんな製品を生産してきたのか、詳しく知りたいです。
米沢事業所では
1981年創立以来、カーステレオ等、車載製品を生産していました。
1997年に世界で初めて有機EL(OLED)ディスプレイの量産に成功し、
1999年からはカーオーディオ用として有機ELの出荷を開始、
2019年からはお客様から依頼いただいたODM/EMS製品の生産を開始しています。
有機ELの量産化に世界で初めて成功したように、量産技術には自信を持っております。
世界初!す、すごいですね~。
我々の製品もその技術で量産化してもらえるんですね。
はい!
2019年、米沢事業所内にODM/EMS製品生産エリアを新設しました。
メカニズムや設備の生産ノウハウを持った生産技術メンバーを天童事業所、
タイ工場から集結させ、量産化に向けた安心のサポート体制を整えています。
これまで量産に関わってきたメンバーたちがそろっているとは、頼もしい…
私たちは ものづくり基本方針 のもと “工程設計” と “製造管理” のプロが生産性の改善に取り組んでいます。
“工程設計” では 「いかに品質よく、効率よく作るか」を 方法、設備、人員、材料の観点から深く検討し、“製造管理” では 「検討された工程設計に沿って、現場でいかに実現するか」を考えます。
それらを合わせて、総合的なものづくり力を高めてきました。
生産技術に関わっている皆さんの探求心を感じます。
ODM/EMSとしてはどんな依頼がありますか?
・健康・福祉機器
・医療機器
・車載機器
・産業機器
・民生機器
・・・等、多種多様な生産の依頼をいただいております。
医療機器製造業の認可を取得しているので、医療機器生産のお問い合わせも多いです。
私たちの製品もお願いできそうですね。
お願いしたい製品が色々あるのですが、どんな製品でも生産できるのですか?
名刺サイズの小型の製品から冷蔵庫サイズの大型装置まで、
どんな製品の生産でも対応できます!
お客様が生産に対してお困りのことがあれば、共に考え、
解決していけるようなパートナーになりたいと考えています。
「受託実績」「受託対応製品」のページに詳細があります。ぜひご覧ください。
対応製品のサイズも広いのですね~!
海外にも工場があるようですが、どちらにお願いすると良いのでしょうか?
お客様のご要望に応じ、コスト、品質、部品調達等の様々な観点から
最適な生産拠点をご提案します。
例えば、
・日本国内に納入するサイズの大きな装置は国内生産
・お客様の新技術を搭載した製品であれば、試作は国内生産、
量産からコスト力のある海外生産へ
・生産数量が多く、コスト重視の製品は海外生産
・・・このように、フレキシブルな生産対応が可能です。
最適な生産拠点を提案していただけるのですね。
品質保証、品質マネジメントサポートもお願いできますか?
もちろん、お任せください。
これまでの車載製品、有機EL製品の生産で品質保証体制、品質マネジメント体制を
構築してきました。
その経験をベースとしてお客様の要求に合わせたサポートを行います。
「品質保証」のページに写真も含めて掲載しています。ぜひご覧ください。
任せて安心ですね!
色々困っていることもあるので、さっそく詳しいお話がしたいなあ。
ODM/EMS生産でお困りのことがあれば、お気軽に東北パイオニアへご相談ください。
CLOSE
こちらでは ものづくりソリューション事業の
海外生産 についてご紹介します。
ものづくりソリューション事業は、タイでも生産しているんですよね。
どんな工場なんですか?
1995年に創業した工場で、日系企業が多く集まる、アユタヤの
ロジャナ工業団地にあります。
TOHOKU PIONEER (THAILAND) CO., LTD.
ヤシの木から南国の雰囲気が伝わってきます~!
アジアに拠点を置きながら、設計から品質保証まで、
一貫したサービスを提供できる工場となっています。
品質力、生産技術力、調達力、そして細やかでスピーディーな対応力が魅力です。
確かな品質力
車載向け機器生産の経験が豊富
高度な生産技術力
金型/部品の内製・自動機の自社開発
部品の調達力
多種多様な部品をタイ現地で調達
細やかでスピーディな対応力
タイ常駐エンジニアが一貫対応
タイ工場をさらに詳しく知りたい方へ、3分ほどのご紹介動画があります。ご覧ください。
動画を見て、タイ工場でできることがだいぶ分かってきました!
これまでに生産してきた製品は、どんなものがありますか?
生産実績について、ご紹介しますね。
私たちがこれまで製造してきたのは電子機器がメインです。
中でも“動き”のある製品、メカニズムが私たちの得意分野となっています。
▶やはり1番の実績はCD/DVDの再生機構、通称DISCメカモジュール。
東北パイオニアの「機構」「電気」の技術力を結集した電子機器です。
車載環境下でも耐えうる設計で、長年の信頼を得てきました。
▶また、メカモジュールと一緒に使われているモニター駆動メカも生産しています。
車でCD/DVD/SDを使うとき、カーナビの画面を動かしますよね。
そのときに活躍する駆動メカユニットの生産台数のシェアも大きく占めているんです。
▶さらに欧州で採用が多いヘッドアップディスプレイの駆動モジュール。
表示部分のコンバイナーを出し入れするユニットを量産してきました。
車載なので、高い信頼性が求められます。
駆動部分だけでなく、外装部品についても取り扱いが可能ですよ。
生産について、メカニズム以外で金型の設計/製作、部品生産も力を入れています。
そちらのページもどうぞご覧ください。
また、他の製品についても紹介しているページがありますので、どうぞご覧ください。
高度な品質を求められる車載関連の実績が多いのですね!
これまでの累計で2億台生産してきました。
ODM/EMS製品もどんどん生産しますよ~!
に、に、2億台ですかー?!
私たちの製品もたくさん生産してほしいのですが、
実際生産をするフロアはどんな感じですか?
ODM/EMS用として、広さ 1,100m2の静電フロアを確保しています。
エアシャワー付きのクリーンな生産環境となっています。
広くて綺麗なフロア!ここなら精密機器の生産も安心ですね。
製品の評価・信頼性試験もタイ工場でできますか?
信頼性の評価設備は各種取り揃えていますよ。
「品質保証」のページに写真も含めて掲載しています。ぜひご覧ください。
CLOSE
こちらでは ものづくりソリューション事業の
品質保証体制 についてご紹介します。
品質保証、大事ですよね。
はい! 東北パイオニアが大切にしていることの一つです。
『お客様の期待を超える商品を提供する』 という品質方針を掲げ、海外工場を含めた
グローバルな品質保証体制を構築しています。
東北パイオニア品質方針
お客様の期待を超える
商品を提供する
期待に“応える”ではなく、“超える”という言葉から熱意が伝わってきます!
ODM/EMS事業でも、まずはお客様からご要望・ご期待をしっかりお聞きし、
それを超えられるようにサポートします。
実際に、品質保証をするための分析・評価設備はどのようなものがありますか?
ODM/EMS事業ではお客様から様々な分野の依頼があるため、
自社で保有していない設備が必要になる場合があります。
その際は、お付き合いのある外部の検査機関と連携して対応することも可能です。
幅広い対応が可能なんですね!
海外工場での評価をお願いする場合も、大丈夫ですか?
海外工場でもさまざまな設備を使って品質を保証しているんですね!頼もしい。
最後に品質マネジメントシステムについても聞きたいのですが…
東北パイオニアでは1993年に国内事業所でISO9001を取得して以来、品質/環境マネジメント
システムの導入をグローバルに展開し、システムの改善を継続してきました。
現在、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、
IATF16949(車載向け製品の品質マネジメントシステム・タイ工場)を取得しています。
また、米沢事業所では医療機器製造業の認可も受けております。
一部の写しもこちらにお見せしますね。
認証登録書写し(左: ISO9001、右: IATF16949)
認証登録書写し(上: ISO9001、下: IATF16949)
認証取得されていると安心できますね!
お客様や製品によって要求される、品質保証体制、品質マネジメントシステムは
異なると思いますので、これまで構築してきた仕組みをベースとして、ご要望に
応じて対応が可能です。
何なりとご相談ください。
CLOSE
こちらでは ものづくりソリューション事業のお客様の声についてご紹介します。
むむっ!実際に委託したお客様の声、興味あります。
ネットで買い物をするときも、カスタマーレビューを見たいですもんね。
医療機器メーカー様より
「あなた達のような会社と、一緒に仕事をしたいと思ったからです。」
まだ医療分野の実績がなかった東北パイオニアを、なぜビジネスパートナーとして選んでくださったのかを伺ったときにいただいたお言葉でした。
東北パイオニアの “ひと” が “ものづくり” にかける熱意を感じ取っていただけたのだと思います。
これからも、パートナーとして魅力を感じていただけるように励んでまいります。
精密機器メーカー様より
「メカトロ技術に
感銘を受けました。」
車載オーディオの機構部についてお客様へご提案させていただいたときのコメントです。
時代とともに、車の中でCDを聴く人の数は減ってきています。
しかし東北パイオニアがこれまで培ってきた技術は、すり減ることのない財産です。
現代・未来で必要とされるモノに、お客様の製品価値を高めるご提案を行うことによって貢献していきたいと考えています。
産業機器メーカー様より
「設計品質が高くて驚きました。品質のこだわり、さすがですね。」
医療機器EMSをご依頼されたお客様からのコメントでした。
通常、EMSでは梱包設計のご依頼はありませんが、ぜひ弊社に依頼したいとお客様から
リクエストを受け、梱包設計も対応させていただきました。
大切な完成品を守るために、梱包設計にもこだわりを持って取り組んでいます。
これからも、お客様の期待を超える品質を目指してまいります。
電気機器メーカー様より
「タイ工場では精密機器の多品種/大ロット生産に適したエリアが
十分に確保されていますね。」
タイの拠点、通称 “TPT” は、1995年に設立した歴史ある工場です。
2011年に発生した大洪水からの復旧・復興にも、タイ現地のスタッフと共に全力で対応してきました。強い結束力のある拠点です。
日頃の生産活動では、タイスタッフを中心とした改善活動が積み重ねられています。
そんなタイ工場にODM/EMS用のエリアを整備していますので、お気軽にお問い合わせください。
電気機器メーカー様より
「顧客監査への対応経験が豊富なので、とても心強いです。」
東北パイオニアでは長年にわたり車載製品の供給を行ってきました。
常に高い品質を求められる製品を複数生産していることから、顧客からの監査にも毎月のように対応してきた実績があります。
品質を維持するための仕組みづくりが日々の活動に根付いていることが私たちの魅力の一つと考えます。
電子機器メーカー様より
「東北パイオニアさんだったら、安心して任せられます。」
小型電子機器ODMをご依頼のお客様からいただいたコメントです。
東北パイオニアとして長年培ってきたものづくりの経験を活かし、試作から量産にかけて安定した品質で対応いたします。
電子機器の製造でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
お客さんからの信頼も得ていて、なんだかお任せしたくなりました!
初めての製品にも真摯に向き合わせていただきます。
ODM/EMSの委託先をお探しでしたら、ぜひ東北パイオニアにお任せください。
CLOSE
コンシェルジュが承ります