サイバーナビは高音質だけでなく、車室内のエンタテインメントについても考えられている。ミュージッククルーズチャンネル（MCC）は音楽ストリーミングサービスだが、最近増えてきた他のサービスとどこに違いがあるのだろうか。
▲ MCC再生画面
担当した橋本氏は「ストリーミングサービスはたくさんあるが、大切なのは提案するチャンネルのクオリティ」と語る。MCCは株式会社レコチョクが運営する音楽ストリーミングサービスとタッグを組んだ機能であるため、最新曲に強いそうだ。そして、約200万曲もの膨大な楽曲を配信される様々なチャンネルで楽しめる上、クルマの中で楽しむためにカロッツェリア独自の技術がここでも使われている。約200万曲という膨大な楽曲すべての曲データを解析し、例えば曲調が似ているプレイリスト、季節に合わせたプレイリストといったものを自動で生成。その時の気分に合わせて、チャンネルを選べるのだ。
さらに、目的地や季節、走行中の場所などに応じて楽曲を提案する新機能「ライブレコメンド」※は、ドライブしながらの音楽の楽しみ方として、ぜひ試してみたい機能だ。海沿いのドライブにピッタリな曲、夜に聴きたい曲など、かつて自分でドライブ用の音楽を編集していた人にとっては、カーナビがそれを自動で提案してくれるということを想像してみてほしい。また、友達が一緒に乗っていたら、次にかかる曲を予想したり、その曲に関係する想い出を語り合ったりと、さらにドライブが盛り上がること請け合いだ。
自分のスマホに入っているお気に入りの楽曲を、MCC同様に曲データをリンクさせ自動的にプレイリストを作ってくれる機能も新たに追加できるなど、ドライブ中の音楽の楽しみ方が無限に広がっていく機能であると言える。
- ※この機能はバージョンアップでの対応となります。バージョンアップの時期につきましては、「更新情報」にてご案内致します。