インターフェースが一新され、一言で言ってしまえばとにかく使いやすいのだが、内部ではカーナビの将来を見越した最先端の機能が実現されており、ユーザーが意識せずともその恩恵を享受できるようになっている。

これだけを聞くと、歴代のサイバーナビを使い続けてきたこだわりのあるユーザーにとっては、物足りないように感じるかもしれない。

しかし決してそんなことはなく、ヘビーユーザーのより深い使いこなしに耐えるカスタマイズ性や機能性も併せ持っているのが、今回のサイバーナビの大きな特長だ。

今回、商品企画担当者に改めて話を聞くことで、カタログや発表時の資料からは伺い知れない新たなサイバーナビの進化ポイントや開発への想いを知ることができた。

新サイバーナビは全方位的に進化した。カーナビに求めるものは人それぞれあると思う。早い、使いやすい、正確、賢い、それだけではない。サイバーナビは、その時代でのカーナビというものの役割を常に考え続け、新しい価値を創造し、カーナビの未来を切り拓いている存在だとあらためて感じた。