2006年夏、サイバーナビからスタートしたスマートループ プローブ情報システムは、2008年冬、カロッツェリアカーナビ全ラインアップにおいて対応。大幅に増加した参加者からの提供による膨大な量の情報が入手できるようになりました。移動中のクルマの中から今現在のリアルな情報が寄せられる「リアルタイムプローブ」。ドライバーがクルマの中で経験した様々な情報を集める「蓄積型プローブ」。これらで収集された莫大かつ有用な情報は、統計的に処理した上でカロッツェリア独自のデータを加え、ドライブに役立つ有用な情報として様々な形で全国のユーザーに還元。誰も想像できないカーライフの世界へと可能性を広げます。
「インターナビ・プレミアムクラブ*1」とリアルタイム走行履歴データを共有
スマートループのリアルタイムプローブデータとHondaインターナビ・プレミアムクラブの会員から提供されるフローティングカーデータを共有。双方のお客様からアップロードいただくことでリアルタイム走行履歴データ量が増え、より質の高い渋滞情報の提供が可能になります。
※1 インターナビ・プレミアムクラブは本田技研工業株式会社が運営するHonda車オーナーのための情報サービスです。
移動中のクルマの中から“今”の情報が寄せられる「リアルタイムプローブ」。その場、そのときの道路状況がわかり、目的地までの正確な所要時間を把握。より早く、より正確なルート探索が可能になります。
リアルタイムプローブで情報を取得する方法はカンタン。楽ナビに携帯電話をつなぐだけで、「スマートループ渋滞情報」をリアルタイムに受信することができます。また、別売の通信モジュールを接続すれば、通信費を気にすることなくいつでも「スマートループ渋滞情報」を利用できます。
※スマートループ渋滞情報の通信料金はPC・PDAなどの外部機器を接続した場合の通信料金となります。
ご契約されている料金プランをご確認ください。 |
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高速通信を可能とする幅広い各社携帯電話への対応により、便利で有用な通信機能を手軽に活用できます。また付属の携帯電話用中継ケーブルを使って接続することで、契約している携帯電話事業者が変わった場合でも、カーナビ本体を取り外すことなく携帯電話接続ケーブル(別売)を差し替えることで対応できます。 |
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▲プロバイダリスト選択表示例
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別売の携帯電話用Bluetoothユニット「ND-BT1」を接続すれば、Bluetooth対応の携帯電話が利用可能。ケーブル接続せずポケットやバッグに入れたままで、通信機能の活用やハンズフリー通話などができます。
別売のウィルコム製通信モジュールを接続することで、携帯電話を使用することなく「スマートループ渋滞情報」や通信機能を利用することが可能です。また2つの通信料定額制プランにより、自分の使用頻度に合わせて利用することができます。
携帯電話や通信モジュールを介して、楽ナビをはじめとしたカロッツェリアカーナビのユーザーから寄せられるそれぞれのクルマの走行履歴データ。 この有用かつ莫大な情報は、VICS情報とともに統合・最適化され、「スマートループ渋滞情報」として再び利用者に提供されます。従来のカーナビでは成し得なかった広範囲かつ極めて正確な所要時間の把握により、今までとは異なる快適なドライブが実現します
取得できる「スマートループ渋滞情報」は、全国のユーザーから提供される実際に走行した履歴データを利用することで、通常のVICS情報が提供されない道路区間までもカバー。その距離はVICSで提供されている区間の約5倍にもおよぶ約33万km。より広範囲で、より正確な渋滞データを取得することができます。
※通常VICSでルート案内に必要な交通情報が提供されている区間は、全長で約7万km程度。スマートループ渋滞情報により情報が収集可能な区間は約33万kmで、約5倍。最大約26万kmの情報を補います(パイオニア調べ)。 |
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※イラストはイメージです。
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楽ナビで取得できる「スマートループ渋滞情報」は、リアルタイムプローブで寄せられた楽ナビをはじめとするカーナビユーザーから提供された「リアルタイム(過去1時間)な走行履歴データ」、リアルタイムプローブと蓄積型プローブで寄せられた「過去90日間の情報を基にした毎日更新される渋滞予測データ」、さらに広範囲なエリアの詳細なVICS情報が得られる「オンデマンドVICS」を統合・最適化し、リアルタイムに配信されます。たとえリアルタイムプローブの情報が少ない道路でも、毎日更新される渋滞予測データなどで渋滞情報が得られるため、非常に有用な情報としてドライブに活用できます。
使い方に応じて取得方法を選べます。
連続取得設定 |
取得間隔
(カッコ内はルート設定なし) |
取得範囲 |
ON(自動取得) |
10分(20分)ごと |
約30km四方 |
OFF(手動取得) |
随時 |
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取得開始設定 |
連続取得設定 |
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オート |
ON |
通信機器を認識すると、以後連続してスマートループ渋滞情報を取得。
常に新しい情報を手間なく活用する場合に便利です。 |
オート |
OFF |
通信機器を認識すると、スマートループ渋滞情報を一度だけ取得。
以後は手動で取得。乗車時などに手間なく情報を活用することができます。 |
マニュアル |
ON |
手動でスマートループ渋滞情報を取得すると、以後連続して情報を取得。
常に新しい情報を活用したいが、取得開始を自分で決めたい場合に便利です。 |
マニュアル |
OFF |
手動でスマートループ渋滞情報を取得可能。
必要なときにのみ情報を取得し活用することができます。 |
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※渋滞情報の取得設定は、カーナビの機能設定で変更できます。
※渋滞予測に利用した過去の道路交通情報データおよびオンデマンドVICSの道路交通情報データは、財団法人日本道路交通情報センターから提供されています。また、データ作成には、財団法人道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)の技術が用いられています。
利用者自身すら忘れているような「どの場所をどのように走ったか」など、クルマの中で経験した内容をデータ化して楽ナビに自動的に蓄積。その蓄えられた膨大な情報をスピーディーに収集するのが「蓄積型プローブ」です。集められたデータは、統計的に処理した上にカロッツェリア独自のデータを加え、様々な形で全国のユーザーが利用。個々に得る情報が、皆で使える有用な形となって還元されます。
HDDに蓄積された有用な情報は、カーナビに接続したUSBメモリーへ自動的に保存されます。また、そのUSBメモリーをパソコンに接続するだけで、通信速度の速い家庭用のブロードバンド環境を利用して専用サーバーへアップロードできます。
※USBメモリーに保存した蓄積型プローブのデータを専用サーバにアップロードするには、「ナビスタジオ(楽ナビ用)」のインストールが必要です。 |
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▲USBメモリーを接続すると画面左にアイコンを表示
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サーバーに送信される情報 |
走行履歴データ
走行履歴と走行速度のデータ (1回あたり最大約1,000km分の蓄積アップロードが可能) |
オートパーキングメモリーデータ
駐車場入口の位置情報 |
目的地位置データ
ルート設定時の目的地、立寄地、登録地、検索した地点のデータ |
ナビゲーションとAV機能の設定データ |
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※プライバシー保護について
弊社は、登録会員のカーナビから弊社に対して送信された走行履歴などの情報を統計的に処理した上で、本サービスにおける各種情報の提供および弊社製品の開発・改良のために利用します。弊社は個人情報保護方針に基づいて個人情報を保護します。
カロッツェリアカーナビのユーザー同士で、ドライブ体験やスポットへのクチコミなどを共有できる無料ブログサービス「スマートループ ドットログ」。開設者が自分で経験したドライブを公開でき、ブログを訪れた閲覧者は、そこに寄せられる感想や評価などを基に自分のドライブに活かすことができます。また、開設者は記事に地点情報を添付することもできるので、閲覧者は自由にダウンロードしてドライブに活用可能。雑誌にも載っていないような貴重な情報や、今まで知らなかった新しい発見によって、カーライフがより豊かなものに変わっていきます。 |
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▲スマートループ ドットログ トップページ
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※スマートループ ドットログの地点情報は、施設の位置だけがわかる一般的な地点データとは異なり、駐車場の入口まで誘導可能な情報が含まれています。 |
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蓄積型プローブを通じて全国のユーザーから提供される走行履歴情報を基に、地点情報が絶えず増殖しつづけます。そのデータを最適化し、カロッツェリアのホームページで定期的に配信。手軽にダウンロードしてドライブに活用できます。 |
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▲地点情報ダウンロード表示例
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スマートループ ドライブレポートは、蓄積型プローブへアップロードされた走行履歴やルート情報などから、自分のドライブ状態を確認できるサービスです。停車時からの発進を評価する「エコレポート」、安全運転の度合いをチェックできる「セーフティーレポート」、ルートや走行距離を確認できる「ドライブレポート」など、今まで気付かなかった新たなドライブの楽しみを味わえます。 |
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▲スマートループ ドライブレポート表示例
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▲エコレポート表示例 |
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▲セーフティーレポート表示例
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蓄積型プローブでアップロードした走行履歴をポイントに換算して還元する「スマートループ ドライブマイレージ」の獲得ポイントが確認可能。距離が増えれば増えるほどドライブマイレージが貯まり、獲得したポイントは様々なサービスに活用できます。 |
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▲ドライブマイレージ表示例
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膨大に蓄積された走行履歴情報や過去の渋滞情報を基に、季節、曜日、連休、時刻などを基準に統計処理したデータをあらかじめHDDに収録。ルート探索する際、リアルタイムな情報とともに、その情報だけでは把握できない時間経過につれて変化する状況を予測データとして活用。しかもVICS情報に反映されない道路や、どれくらい空いているかという情報など、充実したデータを収録しています。またリアルタイムな情報を取得していない場合でも一定のレベルの渋滞を予測し、所要時間を把握することができます。
※渋滞予測に利用した過去の道路交通情報データおよびオンデマンドVICSの道路交通情報データは、財団法人日本道路交通情報センターから提供されています。また、データ作成には、財団法人道路交通情報通信システムセンター(VICSセンター)の技術が用いられています。
▲渋滞予測データ確認例