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幕張メッセに集合した参加車は、会場入口で抽選してエントリーナンバーが決まります。1台ずつ車両の外観を撮影した後は、部門別/クラス別に配置された指定位置にクルマを駐車。その後、受付で参加者証や必要書類を受け取り、いよいよ今年のコンテストが始まります。自ら丹精込めて仕上げたクルマに満足げな顔、時間切れで思い残したことがあるのか張り詰めた顔、参加者の表情はさまざまです。
コンテスト会場は幕張メッセの4〜5ホール。140台以上の参加車両が整然と並んださまは壮観です。場内はモーターショーやオートサロンが開かれる同じ場所とは信じられない静かさですが、音質を追求するインストーラーたちが放つ気迫に満ちています。ディーラーデモカー部門の参加車は5ホールに整列、4ホールにはユーザーカー部門の参加車の他、パイオニアデモカーの展示ブースや特設ステージが準備されています。
パイオニアデモカーの展示ブースでは、6名の審査員の先生方とパイオニア側の審査サポートチームが集まってミーティングが開かれています。今年の採点基準車(リファレンスカー)となったデモカーを全員で試聴し、採点項目、採点基準の確認が行われます。特に採点基準のすり合わせは厳密で、試聴と討論が繰り返されます。おかげさまで、参加者からは審査に絶大な信頼が寄せられていますが、実はこのような準備があってのことなのです。
開会式では大会委員長を務めるパイオニア株式会社 代表取締役専務 波江野 章が開会を宣言しました。インストール技術の粋を結集し最高の音づくりを施したクルマの参加を感謝し「音の文化創造」を願うコンテストの基本理念を再確認して、第12回大会がスタートしました。
明朝からの審査開始を前にした緊張の中にも和やかな笑い声が絶えないウェルカムパーティー。1年ぶりの再会を喜び、最新情報を交換しあったり、参加車の改良ポイントやチューニングの隠し技を披瀝したりと、和気あいあいの内に夜は更けていきます。
ウェルカムパーティーの前には恒例のコンサートが開催されました。このコンサートには、さまざまなジャンルのさまざまなアーティストが登場してきましたが、今年は課題曲にも選ばれたボーカリストの藤田恵美さんが登場。透き通るような美声で参加者たちを魅了しました。藤田さんのボーカルを彩るバックは、ピアノ、ベース、ヴァイオリンなどの他、アコーディオン、フィドルやマンドリン、トランペットなど、さまざまな楽器が活躍、曲の合間のMCではちょっとお茶目なところも覗かせ、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。