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第1回目は長野県斑尾高原で開催されたカーサウンドコンテストだが、第2回目から会場を静岡県掛川市の「つま恋」に移し、以後、順調に発展してきた。参加台数の増加が、なによりその充実ぶりを表している。 |
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1997年 第1回--
【エントリー台数 26台】第1回は長野県・斑尾高原で実施いたしました。
1998年 第2回--
【エントリー台数 48台】この年より舞台を「つま恋」に移しました。
2000年 第4回--
【エントリー台数 66台】この回より「シアタークラス」が新設されました。
2003年 第7回--
【エントリー台数108台】エントリー台数増に対応して1クラス1台の制限を実施しました。
2004年 第8回--
【エントリー台数130台】RS-A9χの登場でピュアデジタルがデジアナの台数を上回りました。 |
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第1回カーサウンドコンテスト授賞式の模様 |
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エントリー台数の推移
※クリックすると大きな画像で表示されます。 |
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好美:コンテストの評価基準をつくり、10年にわたってつつがなく運営してきて、ショップの皆さまには取り付け技術、チューニング技術、音場補正の技術も習得していただけたと思う反面、われわれパイオニアがつくった製品を使っていただき、皆さんがよい音だと自信をもって持ち寄られたクルマを対象に、メーカーが評価し、しかも点数をつけている現状は、まことに僭越で、参加する皆さまには申し訳ないと認識しています。しかし嬉しいことに、参加車両の音質はある時点で大きく飛躍しました。スタート当初の50点〜60点クラスは、いまなら、もしかすると30点〜40点かもしれません。 |
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麻倉:メーカーとしては忸怩たる思いもあるかもしれませんが、審査員はすべて外部の評論家に委嘱しているわけで、また参加者も忌憚のない意見を聞きたくて参加しているのですから、問題はないでしょう。この10年間の音質の進化を素直に喜びたいと思います。年々、着実に参加者が増えていることが、コンテストへの信頼、評価を表しているのではないでしょうか。
コンテストというものの性格上、点数による評価はぜったい必要で、また、点数をつけるから参加者のモチベーションが上がるという側面もある。以前はいろいろな団体やメーカーが各種コンテストを盛んに主催していましたが、いまはそれほどでもなくなっているように感じます。その中にあって、パイオニアが10年間、カーサウンドコンテストで頑張り続けたことは「音の文化創造」におおいに役立った。ユーザーに還元される部分も大きいし、パイオニアにとってもたいへんな意義があるに違いない。
好美:たしかに、コンテストの成果は確実に製品づくりに反映しています。このコンテストがなければ、今日のカロッツェリアX製品はなかったでしょうね。 |
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