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カロッツェリアトップ > 生産終了 > サイバーナビ > 機能詳細 > 高音質/高画質テクノロジー |
様々なメディア/フォーマットに収録された音楽を原音に忠実に再生し、作品のもつ魅力を引き出すため、カロッツェリアは自らの技術と感性を惜しみなく注ぎ込んでいます。サイバーナビは最高峰のカーナビであるとともに、最高峰のHi-Fi性を兼ね備えたオーディオでもあります。最終的なサウンドクオリティを左右する極めて重要な原音再生のために、スペックとともに音楽性を妥協することなく追求。それぞれのパーツは試作と試聴を重ね厳選され、音楽信号をありのままに伝送する数々のテクノロジーを生み出したのです。 |
ソースに刻まれたデジタル信号を、余すところなく音声信号に変換する。その鍵となるD/Aコンバーターには原音に忠実な変換を求め、「バーブラウン高性能96kHz/24bitΔΣ方式D/Aコンバーター」を採用。圧倒的なワイドレンジとダイナミックレンジにより、音楽の雰囲気や演奏者の想いまでも正確に描き出します。 |
▲バーブラウン高性能96kHz/24bitΔΣ方式D/Aコンバーター |
フロント(L/R)、リア(L/R)合計4chを駆動する内蔵アンプ部には、コンポーネントアンプ並みの低歪率と卓越したリニアリティを誇る高性能半導体素子MOS FETを採用。広大なダイナミックレンジが要求されるデジタルソースを、臨場感あふれるサウンドとして解き放ちます。 |
▲Power MOS FET内部拡大写真 |
音楽再生においては、わずかな演算誤差さえもその結果に大きな影響を与えます。そこで小信号時にも高い演算精度を確保するため、サイバーナビには、その演算を担うDSPにテキサス・インスツルメンツ社製「高性能32bit浮動小数点DSP」を採用。演算誤差から小信号までも守り抜き、繊細な音の余韻までも余すところなく再生します。
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▲高性能32bit浮動小数点DSP |
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限りなく原音に忠実に、その美しさを最大限に引き出すため、記録された音楽信号をありのままに読み取り、極めて忠実に伝送・処理すること。すべての高音質の基本となるこの思想を実現するのが「デジタルハイビットチューン」。カロッツェリアの高音質を支える独自の設計コンセプトです。 |
音楽信号(=原音)を、極めて正確に再現するための設計コンセプト「デジタルハイビットチューン」に基づき、読み取ったDVD/CDの音楽信号に対し一切のアナログ変換を行わずデジタルのままDSP部へ伝送。音楽の美しさを純粋なままにリスナーへと届けます。WMA/MP3/AACが記録されたDVD-R/RW、CD-R/RWにも対応しています。 |
音の美しさや響きは、人の耳では聴こえにくい微小な音や超高音域成分にも大きく影響されます。しかしMP3やWMAなどの圧縮フォーマットでは、それら聴こえにくい音の成分はカットされてしまうため、音のリズム感や厚み、迫力などが薄らいでしまいます。この失われた音の信号を、当社独自のデジタル処理により補間し、圧縮フォーマットやミュージックサーバー再生時においてもCDに迫る広帯域再生を実現するのが「アドバンスド・サウンドレトリバー」。さらにサイバーナビは補間する高域成分をリアルタイムに調整することで、より自然な楽器の音色や響きを再現。音楽がもつ余韻や躍動感を復元し、原音に迫る高音質で楽しむことができます。 |
▲アドバンスド・サウンドレトリバー設定画面例 |
ソフトに記録されている音の大小の差を少なくして再生することで、音量差を小さくし、セリフや小さな音などを聴き取りやすくします。 |
CDなどの2chソースではステージを目前にするかのような明確な前方定位を。DVDなどのマルチチャンネルソースでは包み込まれるような臨場感あふれる立体音響を。アーティストや制作者はそれぞれの作品に合わせて音場を緻密に組み立てています。サイバーナビは、それぞれのクルマに最適な音場・音質調整や、スピーカーユニットの能力を最大限に引き出すことにより、クルマの中に卓越したHi-Fi世界を創出。ドライブは至上のエンタテインメントへと発展します。 |
スピーカーからの距離が均等な中心に座ることが不可能であり、ガラスやシートが音を激しく反射・吸収、しかもスピーカーはほぼ足元に。クルマは音楽を良い音で聴くには極めて過酷な場所であると言えます。しかしカロッツェリアは、それを“宿命”として受け入れることなく、発想を転換。音そのものを制御することにより“クルマという空間を音響的に再構築”するという独自の考えにたどり着きました。「オートタイムアライメント&オートイコライザー(5.1ch/2ch) 」は、何百ステップにもおよぶ高度な調整プロセスをわずか数分間で自動に行い、クルマという空間を過酷な制約から解き放つことを可能としたのです。 |
▲オートタイムアライメント&オートイコライザー(5.1ch/2ch)調整画面表示例 |
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▲付属の音響特性測定用マイクで、リスニングポジションに合わせた測定が可能 | ▲補正前(音圧レベルが乱れがち) | ▲補正後(音圧レベルが均等) |
理想的な音響空間を構築する上で、CDなどに収録されている2ch(ステレオ)と、DVDビデオなどに収録されている5.1ch(マルチチャンネル)では、その調整結果は全く異なります。サイバーナビは「オートタイムアライメント&オートイコライザー(5.1ch/2ch)」で行った2チャンネルとマルチチャンネルそれぞれの調整値を、CD、DVD、地上デジタル放送など、ソースごとに登録可能。聴きたいソースを選択するだけでモードが自動で切換わり、最適な音響空間で楽しめます。 |
▲オーディオ設定画面 |
「5.1マルチチャンネルプロセッサー」を搭載し、マルチチャンネルサウンドで収録された地上デジタル放送やDVDビデオをそのままの迫力で視聴できます。しかもCDやMP3などの2chステレオソースも高品位な5.1chサラウンドとして再生可能。あらゆるソースを包み込まれるような臨場感あふれる音場とともに楽しめます。 |
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▲ドルビープロロジックII 切換えイメージ |
▲DTS Neo:6切換えイメージ |
※ | 地上デジタル放送で採用されているAACは「MPEG-2 AAC」という規格であり、2chから5.1chまで対応しています。一方、CD-R/RWで扱うAACは、「MPEG-4 AAC」と呼ばれるファイル形式で、iTunes®でエンコードした拡張子(.m4a)のファイルのみ再生可能。2chのみに対応し5.1chには対応していません。 |
カーオーディオを高音質で楽しむには、クルマ特有の様々な課題を払拭する必要があります。スピードや路面の変化など、走行状況に伴い発生するロードノイズもそのひとつ。このノイズは刻々と変化しつづけるため、一時的なボリューム操作やイコライザー調整では対応できません。「f特補正型リアルタイムASL」は、それを克服するためのテクノロジー。走行中に生じるロードノイズなどの影響をリアルタイムで解析し、音量はもちろん、専用イコライザーにより音質までも自動補正。快適な聴き心地を保ちつづけます。 |
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▲基板上の専用マイクでノイズを検出 | ▲f特補正型リアルタイムASL設定画面例 |
システムや車室内環境に合わせて、マルチチャンネルモード、2chモードそれぞれに精細な音質調整を行うことで、各モードに最適な音響特性を実現。調整は「13バンドデジタルイコライザー」で行い、きめ細かい調整までも可能です。 |
▲詳細調整設定画面 |
詳細設定以外にも、あらかじめ用意された5モードのイコライザーカーブの中からお好みのイコライザーカーブを選択可能。好みの音楽に合わせて調整することができます。 |
クルマという過酷な空間を最適な音響空間に調整するサイバーナビの楽しみ方をさらに広げるために「サウンドフィールドコントロール(SFC)」を搭載。好みに合わせて臨場感が選べるよう、様々な音場を実際の計測データに基づきシミュレーションし、高度なデジタル信号処理によりソースに合わせて豊かな臨場感を演出します。しかも2chとマルチチャンネルのそれぞれに適した音場を創出する個々のモードに対応。クルマの中にいることを感じさせない開放感ある音場空間を手軽に楽しめます。 |
ソースによって異なる音量の違いを調整し、登録することで、切換え時の違和感を低減。ソースを切換えるたびにボリューム調整をする必要がありません。 |
FR(フロント右座席)、FL(フロント左座席)、FRONT(フロント両座席)、ALL(全座席)のリスニングポジション(聴取位置)を選ぶことにより、各チャンネルの音量とともにタイムアライメントが連動するため、選択したリスニングポジションで最適な音響を楽しむことができます。 |
▲リスニングポジション設定画面例 |
サイバーナビはより詳細な調整にも対応。システムや好みに応じて、きめ細かな音響設定が可能です。 |
各スピーカーからのリスニングポジションまでの距離を調整することで、音声の到達時間を補正し、音像の定位や全体的なバランスを調整します。 |
▲タイムアライメント設定画面例(5.1ch) |
▲タイムアライメント設定画面例(2ch) |
スピーカーのサイズ(低域再生能力)や有無を設定することができます。この設定により、接続していないスピーカーの出力をほかのチャンネルのスピーカーから出力させることができます。 |
▲スピーカー設定画面例(5.1ch) |
▲スピーカー設定画面例(2ch) |
それぞれのスピーカーユニットに合わせた適切な音域の信号のみを送ることで、低域から高域までなめらかな音のつながりを実現します。 |
▲カットオフ設定画面例(5.1ch) |
▲カットオフ設定画面例(2ch) |
各スピーカーからの出力レベルを調整可能。テストトーンを出力して全体のバランスを確認することもできます。 |
▲スピーカー出力設定画面例(5.1ch) |
▲スピーカー出力設定画面例(2ch) |
マルチチャンネル時にフロント/センタースピーカーから出力される低域成分を、サブウーファーから追加して出力させることが可能。低域成分の少ない作品でも迫力ある重低音を楽しむことができます。 |
カロッツェリアは最新の高画質テクノロジーと長年培ってきた独自のノウハウを結集。音への情熱と同様、映像においても作品に込められた制作者の想いを表現するために、映像美を徹底的に追求。感動画質とも呼べる高精細映像再生を実現しました。 |
▲装着イメージ(AVIC-VH9000) |
これまでにない鮮やかな色彩とリアルな表現力を実現するLEDバックライトを採用。画素数1,152,000のVGAモニターの優れた表示能力を活かして、美しい映像を余すところなく再現します。さらに色再現性や解像度に優れた新画面処理ICにより、色鮮やかな映像から小さな字幕表示に至るまで、にじみのない美しい映像を実現。また反射やギラツキを抑え、車室内での視認性を向上しています。 |
▲7.0型ワイドVGAタッチパネルモニター(AVIC-ZH9000) |
リアルタイムで映像の明暗状態を自動で検出。たとえば、見えにくい逆光や照り返しの強いシーン、暗闇にまぎれた人物の顔などでも、コントラストを調整し、より鮮明に表示します。 |
ディスプレイの色温度を増減させることが可能。好みや見やすさに応じて人肌や白の色味を調整できます。 |
▲色温度調整画面例 |
モニター部には、画面への映り込みやまぶしさを抑える「AG(アンチグレア)コート」を採用。陽射しの強い日中でも見やすいため、長時間のドライブによる目の疲れを低減します。 |
カロッツェリアの高音質思想に支えられたサイバーナビ。その能力はスピーカーユニットにより存分に発揮され、作品の魅力をさらに堪能することが可能です。 |
オーディオをもっと臨場感あふれる音質で楽しみたい。サイバーナビは、フロント、リアの内蔵アンプに加え、センター、サブウーファーほか合計6つのプリアウト出力を搭載。AVセンタースピーカーとパワードサブウーファーをプラスすれば、手軽に5.1chまで楽しめます。またフロント、リアのスピーカーにカロッツェリアスピーカーを使用すれば、さらなる高音質再生が可能になり、作品の魅力をよりいっそう味わうことができます。 |