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小林可夢偉×カロッツェリア テール・トゥー・ノーズ

メイン特集 小林可夢偉 × 国本雄資 ドライバーズ対談

サイバーナビ AVIC-CQ910-DC
小林可夢偉選手がご紹介していた商品
サイバーナビ AVIC-CQ910-DC
サイバーナビの強みである優れたナビ能力や高音質、高い基本性能はそのままに、高速データ通信を活用したオンデマンド機能を搭載し、車内での新しいエンタテインメントを提案したカーナビゲーションです。

特集 それは幸運か厄災か?

3月末に行われた富士の公式テストから5カ月。待ちに待った2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕戦が、ついにツインリンクもてぎで始まった。今年は新型コロナウイルスの感染防止対策として、1デイ開催、有効ポイント制など、レースフォーマットが変更された。中でも特筆すべきは、レース距離の短縮と給油の禁止、そして今後のレースを占うことになるタイヤの交換義務の解消。
中でもピット作業が義務ではなくなったことから、コース上のバトルが必須。予選からのアタック合戦が見ものとなる。決勝を2日後に控えた28日(金)に行われた公式テストでは、セッション終盤に可夢偉選手がトップに立つなど、好感触。予選でのタイムが大いに期待された。

可夢偉選手、Q1~Q3のノックダウンを
難なく勝ち抜いて決勝へ。

29日(土)の公式練習に引き続き、翌日30日(日)午前中に開催された予選は、路面温度が40度を超える酷暑の中、ドライコンディションで始まった。F1などと同じく、予選はノックダウン方式を採用。A、B2つのグループに分かれて全車がタイムを計測し、合計14台がQ2へ。さらに上位8台がQ3へ。予想どおり、1,000分の1を争うようなアタックレースで有力選手が脱落する番狂わせも。しかし、カーナンバー7に搭乗する可夢偉選手は、Q1はグループBから果敢にアタックし、難なく通過。さらにQ2、Q3へと順調に駒を進め、最終的に8番手を獲得することに成功した。

レースリポート 第一戦 ツインリングもてぎ

チャンピオンシップ・ポイント制度の変更で、
ポイント奪取をかけて各選手がヒートアップ。

午後の決勝は、さらに気温が上がり、なんと路面温度は46度。最終的に決勝に残った19台のうち、可夢偉選手は8番グリット、国本選手は10番グリットからのスタート。レース序盤から好発
進した可夢偉選手は、接触で車両が脱落していく中、上位をキープ。レース中盤は大きな順位変動はなく、神経戦の様相に。しかし、ドラマはその後で待っていた。中団を争う複数が激しいバトルを繰り広げ、一台がタイヤを損傷しコースアウト。さらに可夢偉選手自身も、他の車両との接触により、タイヤがバーストするアクシデントを被りピットインを余儀なくされる。それでも、23周目にはレース中のファステストラップをマークするなど、終始奮闘し、国本選手とともに今後の戦いに大いに期待が持てる走りを見せてくれた。

小林可夢偉選手
ノックアウト予選・決勝レース後のコメント

小林可夢偉選手
「予選はQ3に進むことができ、決勝もスタート位置からポジションを上げて入賞圏内を走行していたのですが、レース中盤のポジション争い中に、他のクルマのフロントウイングと僕の右リヤタイヤが接触してパンクしてしまい、タイヤ交換のためにピットインを余儀なくされ、ポイントを獲ることができませんでした。非常に残念な結果です。ただ、クルマの方向性は見えています。ここからしっかり挽回したいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします」
次戦は9月26日、27日の岡山国際サーキット。
優勝を目指す可夢偉選手を、
カロッツェリアは引き続きサポートしていきますので、
ファンの皆さんもぜひ熱い声援を!

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