TS-W10RS - 高音質テクノロジー

Hi-Fi感に満ちた重低音を再現する、新開発高音質振動板

振動板の素材には、素材固有の特性が少ないパルプを採用。さらに様々な繊維の混抄による音質コントロールを施すことで、高剛性・高内部損失とともに、優れた過渡特性を獲得。サブウーファーとしては20cmという小口径でありながら50Hz以下の重低音も質感高く再生します。またセンターキャップには、専用開発した高内部損失パルプ素材を使用。その逆R形状と併せて高域特性の向上に貢献し、サブウーファーながらも広帯域に渡るクリアな再生を実現しています。
さらに、エッジには薄型・軽量のコルゲーションエッジを採用し、高い感度特性を獲得。振動板との干渉を抑え、スピード感とリニアリティに優れた低域を再生します。



高音質振動板		コルゲーションエッジ

高性能磁気回路「ハイ・トランジェント・ショートヴォイス」

強力な磁力を獲得するため、ネオジウムマグネットを使用した外磁型の磁気回路を採用しました。さらにΦ 65mm の大口径ポールに、20mmのロングプレートと6.2mmのエッジワイズ巻きショートボイスコイルを採用。一定の磁場の中を軽量のボイスコイルが効率的に駆動し、リニアリティに優れた量感あふれる低域を再生します。

内部構造図

わずかな不要共振成分も排除する、制振構造「フルバスケットフレーム」

アルミダイキャストフレームにはフルバスケット方式を採用。振動系で生じる力をフレーム全体で受け止めることにより、反作用成分を低減しました。さらに「耐共振構造アルミダンパーホルダー」と、フレーム・ダンパーホルダー間を7つの点で支える「非面接触ポイント支持構造」（特許出願中）を採用。不要な共振成分を徹底排除します。



フルバスケット方式アルミダイキャストフレーム		耐共振構造アルミダンパーホルダー

導通性に優れた「大型金メッキスクリュー端子」でさらなる高音質をサポート

入力信号の伝送ロスを低減させるために、導通性に優れた金メッキを施し、太線ケーブルにも対応した大型スクリュー端子を装備しています。

金メッキスクリュー端子