音の豊かな厚みと精緻さを追求した、新開発 高音質振動板 |
パルプをベースとし多種の繊維を混抄した振動板は、高い性能を実現するため再び一から創り上げています。800枚以上におよぶ試作を行い、解析と試聴を繰り返すことにより、素材の配合を一層最適化。剛性、内部損失を高めるとともにトランジェントの向上を実現しました。また、リニアリティを高め、振動板の固有特性を低減させることで、原音高忠実度再生を極めています。センターキャップは、これまでのパルプから新たにチタンへと変更。さらに平滑性を高めるイオンプレート処理と剛性を高める「DLC(Diamond Like Carbon)コーティング」を施すことにより、その逆R形状と合わせて高域特性を向上し磁気回路内部の共振を低減。情報量の拡大を実現するとともに、「TS-T1RSII/S1RSII」との音色の統一にも貢献しています。また、背面にもダンプ剤を塗布した新開発のコルゲーションエッジを採用。エッジと振動板の共振を徹底的に抑制するとともに、中低域側の情報量が増大し際立つ分解能を獲得しています。 |
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800枚以上にもおよんだ試作品 |
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