報道資料:急成長中の音楽専用CDレコーダー市場に、新製品2機種を導入

ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

Pioneer
1999年 8月 26日
パイオニア株式会社

急成長中の音楽専用CDレコーダー市場に、新製品2機種を導入

  • ミニコンポにもマッチするコンパクトサイズを実現した「PDR-N901」
  • 高音質技術を凝縮しながら、簡単操作と低価格化を実現した「PDR-D5」

当社はこの度、民生用CDレコーダー2機種を下記要領で新発売いたします。

PDR-N901
PDR-D5
商品名 型番 価格(税別) 発売時期 月産予定台数
CDレコーダー PDR-N901 79,800円 10月下旬 7,000台
CDレコーダー PDR-D5 79,800円 9月下旬 5,000台

【企画意図】

昨年日本国内でも販売が開始された音楽専用CDレコーダーは、(1)お気に入りのCDのコピーやオリジナルCD作成が容易にできること、(2)データを圧縮せずに高音質な録音ができること、(3)パソコン用のCD−Rドライブに比べて、より簡単に録音品質の高いCDを作れるなどから音楽ファンの心を掴み、急速にその市場を広げています。当社が昨年10月に発売した「PDR−D7」も、予測を大幅に上回る販売実績を残すことが できました。当社では今年度の国内CDレコーダー市場は30万台に達するものと予測しています。

このような市場背景の中、当社はCDレコーダーの新製品2機種を市場導入致します。「PDR−N901」はオーディオマニア層のみならずミニコンポユーザーにもお使い頂ける商品として企画致しました。世界最小サイズ (幅212mm、高さ75mm)の実現と豊富な入出力端子の装備により、設置場所を選ばず様々なオーディオシステムと接続してCDレコーディングをお楽しみ頂けます。また、「PDR−D5」はフルコンポ・サイズ(幅420mm)のボディに前モデルPDR−D7で好評を頂いた高音質技術を凝縮しながら、より簡単に録音できる新機能の搭載とお求めやすい価格を実現致しました。

※ 音楽専用CDレコーダーとして、平成11年8月26日現在

【「PDR−N901」の主な特長】

1 ) 音楽専用CDレコーダーとして世界最小サイズ(幅212mm、高さ75mm)を実現

場所を選ばずにお手持ちのミニコンポ等のオーディオシステムに接続してお使い頂けるコンパクトサイズです。フロントパネルには質感あふれる3mm厚のアルミを採用し、シンプルで上質なデザインに仕上げました。

2 ) 豊富な入出力端子を装備し、様々なオーディオ・システムと接続可能

アナログ入力端子×2、アナログ出力端子×3、デジタル入力端子(光)×2、デジタル出力端子(光)×2を装備していますので、CDプレーヤーやミニコンポ、アナログプレーヤーなど、お手持ちの様々なシステムと接続が可能です。また、デジタル接続時はデジタル・シンクロ録音機能により、ワンタッチで簡単に録音することができます。

3 ) 自然で原音に近い高音質を実現する“レガート・リンク・コンバージョン”搭載

CDのフォーマットで規定された周波数帯域上限20kHzかつ16ビットのオリジナルデータを約40kHzまで広帯域化することにより、高音域まで滑らかでダイナミックレンジの広い音楽再生を行います。

【「PDR−D5」の主な特長】

1 ) お手持ちの高級オーディオシステムにマッチする、フルコンポ・サイズ

幅420mmのフルコンポサイズですので、お手持ちの高級オーディオシステムにマッチします。上品なシャンパンゴールド色は高級感を演出します。

2 ) 高音質な録音・再生を実現する当社独自のテクノロジーを搭載

  • 自然で原音に近い高音質を実現する“Hi-bit・レガート・リンク・コンバージョン”搭載
    CDのフォーマットで規定された周波数帯域上限20kHzかつ16ビットのオリジナルデータを約40kHzまで広帯域化するとともに24ビットデータに再量子化することにより、高音域まで滑らかでダイナミックレンジの広い音楽再生を行います。
  • 音楽のディテールの再現性を高めた、当社オリジナル開発の高音質D/Aコンバーター“DAC24”搭載
    高解像度でかつジッター(揺らぎ)に強く、安定感のある音質を両立する新開発のリアル24ビットマルチレベル・デルタシグマD/Aコンバーター“DAC24”を採用。"Hi-bit・レガート・リンク・コンバージョン"により拡大されたデジタル信号を余すところなく忠実にアナログ信号に変換し、細かなディテールに富んだ高音質再生を実現します。

3 ) より高音質な録音ができる“サンプリングレートコンバータースルー”

入力信号のサンプリング周波数が44.1kHzの場合、サンプリングレートコンバーターをバイパスして録音するため、よりクリアな録音が可能です。また、HDCDやDTS−CDをそのままコピーすることが出来ます。

【2モデル共通の特長】

  • CD−Rディスクと、書き換え可能なCD−RWディスクに対応。
  • サンプリングレートコンバーター内蔵により、あらゆる音楽ソースからデジタル録音が可能。
    CDのサンプリング周波数(44.1kHz)と異なるCS放送(48 kHz)やBS Aモード(32 kHz)の信号も44.1kHzに自動変換してデジタルのまま録音できます。
  • レコーディング環境を最適化するストラテジー・コントロールICを採用。
    ストラテジー・コントロールICとランニングOPC動作(最適記録パワー調整回路)により、各種CD−R/CD−RWディスクそれぞれに微妙に異なる記録特性に合わせて記録時のレーザーパワーと記録ストラテジーを常に最適化します。
  • 正確な音楽信号伝送を追求し、3次元的な立体音場再現を実現する“Z−コンセプト”設計
    ディスクからの信号検出精度の向上をはじめ、回路間の正確な信号伝送、D/A変換精度の向上などを実現する複合的な設計技術を採用しています。
  • 誰でも簡単にレコーディングが行える、デジタル・シンクロ録音機能 前面パネルの操作キー1つで、録音ソースとなる機器の再生/停止に合わせて自動でスタート/ストップが行えるほか、トラックナンバーの自動更新も可能です。
    a)1トラックシンクロ録音:1曲だけを自動で録音する。
    b)オールトラックシンクロ録音:送り出されてくる曲を連続で録音する。
  • デジタル/アナログ録音レベル調整
    録音レベルの異なる音楽ソースを一枚のディスクに録音する際、より均一な録音レベルになるよう調整ができます。
  • デジタル・オート・フェーダー機能
    リモコンのボタン1つで簡単にフェードイン/アウト録音が可能です。録音中にディスク残量が無くなった場合には自動的にフェードアウトして録音を終了し突然の音切れを防ぎます。
  • 自動ファイナライズ録音
  • SCMS(シリアル・コピー・マネージメント・システム)対応
※ 「PDR-N901」「PDR-D5」は民生用に開発された製品です。これらの機器では 「音楽録音用 FOR MUSIC USE ONLY」または「民生用 FOR CONSUMER USE」と表示されたCD-R/CD-RWディスクのみ録音できます。(業務用CD-R/CD-RW ディスクは使用できません。)

【主な仕様】

  仕様 PDR-N901 PDR-D5
一般 使用ディスク CD、CD−R、CD−RW
サンプリング周波数 (再生)44.1kHz (録音)48kHz、44.1kHz、32kHz
電源 AC100V、50/60Hz
消費電力 18W 15W
外形寸法(幅×高さ×奥行き) 212×75×305(mm) 420×105×300(mm)
質量 2.9kg 4.4kg
オーディオ部 周波数特性 2Hz~20kHz
再生S/N比 108dB(EIAJ) 110dB(EIAJ)
録音S/N比(アナログ) 92dB(EIAJ)
再生ダイナミックレンジ 96dB(EIAJ) 98dB(EIAJ)
録音ダイナミックレンジ
(アナログ)
92dB(EIAJ)
再生全高調波歪率 0.004%(EIAJ) 0.0017%(EIAJ)
録音全高調波歪率(アナログ) 0.006%(EIAJ) 0.004%(EIAJ)
入出力端子 アナログ入力端子 ×2 ×1
アナログ出力端子 ×3 ×1
デジタル入力端子 光×2 光×1/同軸×1
デジタル出力端子 光×2 光×1/同軸×1

他の報道資料を探す

キーワードで探す

年月で探す