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 全帯域にかけて解像度が高くスピード感があり、各帯域のエネルギーバランスが悪くならないよう細心の注意を払いました。手嶌葵の特徴である繊細なハスキーボイスや日本語のニュアンスも大切にしながら、ステレオイメージにも気を配りました。メンデルスゾーンは旋律のなかでのエネルギーの流れ、アンサンブルとしての音楽表現など、楽譜を見て研究し、ホールの響きやアンビエント感などにも考慮しました。 |
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 昨年の2位から今年は1位と最終目標に到達しました。感謝の気持ちでいっぱいです。前回はスピーカーを交換したばかりで、この1年でエージングが進んだことも勝因としては大きいと思います。じつは課題曲に対して何か特別に取り組んだことはなく、かねてからジャンルを問わない音作りを行ってきたことが好結果につながったのかもしれません。 |
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