■RS-232C制御コマンドを送る(Command Send Monitor)
 "Command Send Monitor"を使うと、"再生"や"停止"等の制御コマンドをプログラムしてプレーヤーに送ることが出来ます。
 また、プレーヤーからの戻り値をモニターしたり、プログラムしたコマンド群をリピート実行することも出来ます。


[ 基本手順 ]
(1) まずDVD-V8000と接続し、 メイン・ダイアログの"Command Send Monitor"ボタン(Fig.2-B)をクリックします。


        fig.2 メイン・ダイアログ・ボックス

(2) "コマンド・センド・モニタ(Fig.3)"が表示されるので、Fig.3-@の部分に コマンドを記述するか、
もしくは コマンド・ファイルを読み込みます。


         fig.3 コマンド・センド・モニタ

(3) コマンドの記述が完了したら、 プレーヤーにコマンドを送信します。

(4) 必要な場合、記述したコマンドを ファイルに保存します。


[ コマンドの編集 ]
@ コマンド記述用エディット・ボックス(Fig.3):
 ここにコマンドを記述します。

A "Clear All"ボタン(Fig.3):
 記述したコマンドを全消去します。

B "Insert File Path"ボタン(Fig.3):
 任意のファイルのフルパスを挿入することができます (主にOpenコマンドで開くファイルを指定するときに使います)。

この他、右クリックで"コピー"、"貼り付け"等の一般的な操作が出来ます。
また、"Command List"ボタン(Fig.3-E)をクリックすると コマンド・リスト を参照することが出来ます。


[ データの保存・読み込み ]
C "Open"ボタン(fig.3):
 .csm、もしくは.txt 形式で保存したコマンド・ファイルを読み込むことが出来ます。

D "Save"ボタン(fig.3):
 記述したコマンドを.csm、もしくは.txt 形式のファイルとして保存します。


[ コマンドの送信 ]
E 行番号表示部(Fig.3):
 行番号が表示され、カレットのある行の番号が反転表示されます。
また、任意の行をクリックすることでカレットをセットすることが出来ます。

F 戻り値表示部(fig.3):
 コマンドを送信すると、各行にプレーヤーからの戻り値が表示されます。

G "Play/Pause"ボタン(Fig.3):
 停止中にクリックすると、カレットのある行から一行ずつコマンドを送信します。
また、コマンド送信中にクリックすると送信を一時停止します。

H "Step"ボタン(Fig.3):
 コマンドを一行ずつステップ実行します。

I "Stop"ボタン(Fig.3):
 コマンド送信中にクリックすると送信を停止し、カレットをリセットします。

J "Repeat"(Fig.3):
 チェックボックスにチェックを入れると、コマンドを繰り返し実行します。


[ コマンド・リスト ]
 "Command List"ボタン(Fig.3-K)をクリックするとコマンド・リスト(Fig.4)が表示されます。

        fig.4 コマンド・リスト

@ コマンド・リスト表示部(fig.4):
 コマンドのリストが表示されます。 ダブルクリックすることで、選択した任意のコマンドをコマンド・センド・モニタにコピーできます。
 右側の Video, VR, CD, VCD は、コマンドの各ディスクフォーマットへの対応状況です。
ここで、Video, VRはそれぞれDVD-VideoとDVD-VRのことを指しています。

A コマンド説明表示部(fig.4):
 選択されたコマンドの説明が表示されます。

B 表示コマンド選択(fig.4):
 表示するコマンドの種類を次の3つから選択できます。
 ・Player Command List:
  "PL"、"CO"等のDVD-V8000が対応しているコマンドです。
 ・DataMan Command List:
  "WAIT"、"Open"等、DataManEx側で処理するコマンドです。
 ・Sample List:
  コマンド記述のサンプルです。

C "Copy & Paste"ボタン(fig.4):
 選択した任意のコマンドをコマンド・センド・モニタにコピーできます。